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 アイスランド気象庁は23日午後、同国最大のバトナ氷河にある東部のバルダルブンガ火山について、火山活動の警戒レベルを表す航空カラーコードをそれまでの「オレンジ」から、5段階で最高の「赤」に引き上げた。小規模噴火を観測したためだ。

 アイスランド気象庁によると、今月16日から火山性地震が頻発し、警戒を強めていた。噴火は現在、推定150~400メートルの厚さの氷河の下で起きている状態で、氷河表面の変化は観測されていない。今後、氷河が溶けて発生する洪水や、火山灰が上空に吹き上げることによる空の交通の混乱が懸念されている。

 2010年に同国南部のエイヤフィヤトラヨークトル火山が大噴火した際には、火山灰が上空約11キロに達し、欧州で約1週間にわたって航空便の欠航や空港閉鎖が相次いだ。