松下和彦
2014年8月16日19時14分
愛知県豊田市や春日井市など県内11市議会が合同で5日に開いた議員研修会が、200人以上の議員が出席しながら冒頭で中止になった。講演会が予定されていたが、幹事役の清須市議会事務局が事前の確認を怠り、講師には「25日」と伝わっていたためだ。
「尾三(びさん)11市議会議員合同研修会」は5日午後、清須市春日公民館大ホール(600人収容)であり、東京から招いた講師が「地域主権時代の自治体議会―その役割と改革」と題して講演する予定だった。
しかし、出席した議員によると、清須市議会議長があいさつした後、全市の議長を集めて協議。その後、「講師が会場にたどり着けない」との説明があり、中止になったという。
清須市議会事務局によると、研修会の日程は昨秋に決まり、今年5月には各市議会に通知。講師は、仲介した出版社に任せて6月に契約した。ところが、研修会の1時間前になっても講師が到着せず、出版社に問い合わせたところ、契約書は「8月25日」になっていた。名古屋駅から会場への送迎も出版社に任せており、同市議会事務局が事前に講師と連絡を取る機会はなく、契約書を確認することもなかったという。
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朝日新聞官邸クラブ
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