8月28日のヨーロッパリーグ、インテル対ストヤルナンの試合でサンシーロ88年目のシーズンが始まる。
現在ミランとインテルのホームスタジアムとして知られているサンシーロは、1925年に建築工事が開始され、わずか13ヶ月で完成。1926年のミラン対インテルのミラノダービーがこけら落としとなった。1935年にミラノ市が所有権を買い取り、現在もスタジアムを管理している。
1926年完成
こけら落とし前
1926年ミラン戦
1949年ミラノダービー
入場口からファンが溢れている
1954年2階席を増築
1962年
当時、スタジアムまでの交通手段は乗用車
1966年
1969年
メキシコのアステカ・スタジアムがモデルに
1972年
サイドスタンドにベンチが設置された。ゴール裏席などはセメントの階段席に座る
1970年〜1980年
濃霧でスタンドからピッチが見えない
入場ゲートが設置される前は、柵を乗り越えて侵入するファンも珍しくなかった
安全のため2階席の一部が封鎖
1973年
スタジアムの周りはファンの車だらけに
芝生問題
3階席と不衛生な屋根が芝生の育成を妨げる原因とされているが、それらがなかった時代でもサンシーロの芝生はボロボロだった(写真は1990年)
3階席増築
1990年のイタリアW杯開催に向け、1989年に3階席の工事が開始
現在
1980年に「ジュゼッペ・メアッツァ」が正式名称となる