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経済
NY市場、金融危機前上回る水準 米経済、バブル懸念
2014.8.10 14:30
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【ワシントン=小雲規生】米国経済にバブル懸念が広がっている。株式市場はすでに金融危機前の水準を大きく上回る水準。7月下旬からは国際情勢の悪化を受けて頭打ちの状況だが、8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均はウクライナ情勢の緊迫緩和期待で前日比185.66ドル高と大幅に反発した。イラク空爆をも買い材料とする投資意欲の高さで、市場関係者の間からは過熱感を指摘する声が出ている。
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「株式市場は近い将来、大幅な修正を迫られる」。グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)元議長は7月末、米メディアのインタビューでそう過熱感に警鐘を鳴らした。
グリーンスパン氏は「株価がひどく過大評価されているとは思わない」とも付け加えているが、金融市場を自由に操る「マエストロ」の異名をとった人物の発言だけに市場ではバブル崩壊への懸念が拡大した。
ダウ工業株30種平均は7月16日に1万7138.20ドルの史上最高値を記録。2007年9月に付けた金融危機前の最高値を約23%も上回る水準だ。過去の企業収益から株価の適正水準を分析する手法でバブル崩壊を的中させた実績があるイェール大学のシラー教授も、株価は「合理的ではない水準」にあると指摘する。
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