山崎聡
2014年8月2日17時24分
アニメや漫画、ゲームのグッズを扱う店が集まる「オタク街」。東京の秋葉原や大阪の日本橋が有名だが、九州にもそんな一角がある。先行する「北天神」(福岡市)と、新興のJR小倉駅前(北九州市)だ。二つの街を歩くと、オタク文化と社会をめぐる変化が透けて見える。
■福岡の北天神、大手移転で聖地拡散
7月19日、福岡市・天神のファッションビル「天神ビブレ」6階は熱気に包まれた。アニメの書籍やフィギュア販売の大手「アニメイト福岡天神」がリニューアルオープンしたからだ。人気上昇中の声優田辺留依さんが1日店長を務め、約1・5倍に広がった売り場は若い男女でにぎわった。
アニメイトのビブレ出店は2010年4月。オタク街・北天神の一角にあった約500メートル西の旧店舗から移転した。消費文化の主流たるファッションの殿堂へのサブカルチャー進出は驚きを持って迎えられた。異彩を放ち4年。増床で一層存在感を高めた。
「昔からアニメを見ていた世代が増え、特別な趣味ではなくなった。おしゃれな若いファンもいる」と、アニメイト企画宣伝部の杉田裕孝さん。天神ビブレの広報担当者も「新たな集客につながる」と歓迎する。
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