2014年8月2日15時20分
東京都西東京市の中学2年の男子生徒(14)が継父の虐待を受け自殺した事件で、生徒への暴力を、学校が昨秋には把握していたことがわかった。今春以降も顔のあざや不登校などの異変があったが、学校は児童相談所へ通告していなかった。校長は「適切な対応をしていれば、事件を防げたかもしれない」としている。
学校や市教委によると、生徒の右目付近にあざがあるのを担任が見つけたのは昨年10~11月ごろ。生徒は「継父から暴力を受けた」と話した。学校は母親に医者へ連れて行くよう伝え、母親が了解したため、様子を見ようと判断したという。
今年4月にも顔にあざが見つかり、生徒は継父の無職村山彰容疑者(41)=傷害容疑で逮捕=の暴力と認めたうえで、教諭に「いつもではないので大丈夫」と話したという。学校は、村山容疑者から話を聴いたが「子どもを強くしたい」などと説明を受け、特段の対応は取らなかった。1日夜に会見した校長は「子どもを育てる熱意が強いと担任は感じた。学校側の判断が甘かった」と振り返った。
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朝日新聞社会部
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