女性の老後は思っている以上に長い。今65歳の女性は2人に1人は90歳まで生き、4人に1人は95歳まで生きる。こうした現実をふまえて、独身キャリアウーマンが幸せな人生を送るための方法を探ってみた。
最低でも女性の2人に1人は90歳まで
生きるのに3人に1人は何と貯蓄ゼロ!
女性の余命ははどんどん伸びている。今50代の女性の半数は92歳まで生き、100歳以上も10万人を超えると見られている。つまり60歳まで働いたとしても、人生は35年も残っている可能性が高いのだ。それまでに35年分の生活費のメドを立てておく必要がある。独身女なら、自分だけで用意する必要があるのだ。
しかし、現実は厳しい。国税庁の給与統計では女性の平均収入は35歳で頭打ち、公務員など一部を除けば歳を重ねるごとに収入がダウンする。しかも50代を過ぎると職や住まいの確保も難しくなるのが実態だ。問題は、厳しい現実にもかかわらず貯蓄や結婚を先送りしがちなこと。40代の独身女性の35%は貯金ゼロだ。
ところが、頼みの年金はただでさえ減額&支給先送りが濃厚。そもそも年金額は現役時代の収入に比例するため、低収入な独身女性は元々の年金額が少ない人が多く、貧乏老後に拍車がかかる。
一方、収入や貯蓄があればあったで別のリスクが。「家賃がもったいない」「終(つい)の棲家に」と無計画にマンションを購入してしまい、人生の重荷となっているケースが目立つのだ。
さらに独身には特有のリスクもあるので男女問わず意識してほしい。
1つは希望していたのに結婚できないリスク。特に経済的理由が原因で結婚できない男女は多い。収入や貯蓄を増やすことが結婚への近道となることを認識するべきだ。
もう1つは病気やケガで収入がゼロになるリスク。自立している独身はリスクも1人で背負っているので、貯蓄や保険で備えておこう。
要注意が借金のリスク。消費者金融は論外だが、銀行のカードローンやクレジットカードのローンも同類だ。目的が英会話の受講料のような自己啓発であっても手出しは厳禁。50万円を年利14.5%の銀行ローンで5年間借りれば、利息だけで約27万円、54%も金利を払うことになる。利息もさることながら、「収入の範囲内で暮らして貯める」という、人生を左右する大事な習慣が身につかないことも大きなリスクとなる。
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