今回、札幌地裁の証人出廷をHP上で報告させていただきましたが、結構な反響がありました。記事内容に関して、「宗教法人・統一教会」と「全国しあわせサークル連絡協議会」というものの違いに関して、一部の方からは「こじ付けではないですか・・・」とか「良く組織が見えてきません。」などの御意見を頂きました。また、現役の牧会者が法廷に立って堂々と「私は過去に念珠などを販売していました」とするのは問題なのではないですか・・・? などという質問もありました。今後のためにも説明させていただきます。
反対尋問で「あなたは2009年の3月から柏教会の教会長をしておられるようですが、その前の経歴がハッキリしていませんね・・・?」と相手側弁護士から質問されました。私は「2000年6月に千葉の美浜教会の教会長になりました。この間、異動はありましたがずっと統一教会の教会長でした。」と応えました。すかさず裁判長が「それは、統一教会に献身したということですか」と私に問いかけてきました。「いいえ、統一教会の職員となりました。」と応えました。「献身者じゃないんですか・・・」ともう一度聞かれました。「いいえ、職員となりました。」と応えました。「献身者じゃないんだ・・・」と裁判長は独り言を言われました。
このやり取り、理解し難いかもしれませんね。法廷の場で「統一教会に献身制度がない」と裁判長が認識した瞬間です。それでは、献身者といわれた元食口(元教会員)たちが、統一教会を訴えるということはどういうことなのでしょうか。紹介しているように実際的に統一教会に献身制度はありません。しかし、原理を学び深めていくと、目の前には献身者といわれて一日中、統一運動のためだけに熱心に奉仕している先輩たちがいることを知ります。やがて積極的に統一運動というものに関りたいという本心が発露となって、自主的に仕事をやめたり、学校を辞めたりする者が現われます。気が付けば“自らは献身者となっていた”となります。
当然、自分は統一教会に献身したということになります。これは全くの勘違いです。この勘違いした元食口たちが、「自分は統一教会に献身して・・・」とすれば、勘違いの元食口を擁護し、元食口の勘違いを知りつつも統一教会を忌み嫌う弁護士たちは利用します。これが「青春を帰せ裁判!」です。では、元食口をはじめ、多くの献身者といわれる若者たちは、何に対して献身をしたのでしょう。また、何故このような勘違いが起ってしまうのでしょう。このような組織の違いをハッキリ知ることは、真の御父母様と統一教会、自分自身を守るためには必要であり、統一教会を食い物にする弁護士や牧師、拉致監禁改宗屋などの横暴に引っ掛からない原点ともなるでしょう。再認識しましょう。
この続きは長くなりますので2日後にアップします。それでは・・・またお会いしましょう。