gumiが9日発表した2017年4月期の連結決算は、最終損益が13億円の黒字(前の期は32億円の赤字)だった。スマートフォン(スマホ)向けゲームで課金収入が伸びた。持ち分法による投資利益の増加も収益を押し上げた。不振だった海外事業の縮小で特別損失を計上した前年の反動もある。
売上高は前の期に比べ21%増の259億円だった。本業のもうけを示す営業損益は16億円の黒字(前の期は22億円の赤字)となった。人件費や広告宣伝費の効率化が寄与した。年間配当は前の期に引き続き無配とする。
18年4月期の業績予想は17年5~7月期のみ開示し、売上高は前年同期に比べ35%増の72億円を見込む。年間配当は無配となる見通し。〔日経QUICKニュース(NQN)〕