韓国首相 軍の特殊部隊視察 北朝鮮挑発の可能性高まり

韓国首相 軍の特殊部隊視察 北朝鮮挑発の可能性高まり
韓国のパク・クネ(朴槿恵)前大統領の職務を代行している、ファン・ギョアン(黄教安)首相は、北朝鮮が新たな挑発に踏み切る可能性が高まっているとして、13日夕方、韓国軍の特殊部隊を統括する司令部を訪れました。
ファン首相は、特殊部隊の兵士たちが建物の屋上からロープで降りて窓を爆破し、内部に突入する訓練や、上空からのパラシュート降下を疑似体験できる屋内施設での訓練などを視察しました。

韓国政府によりますと、ファン首相は「軍が徹底した反撃の態勢を準備することで、国民がわずかな不安も感じないようにしてほしい」と述べたということです。

また、朝鮮半島有事の際、北朝鮮に潜入して指導部を攻撃することを目的とした部隊、特殊任務旅団のことし12月の設立に向けて、準備を着実に進めるよう指示があったとしています。