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 横浜市は10日、市文化観光局のウェブサイトが何者かによるサイバー攻撃を受け、一部が改ざんされたと発表した。9日午前4時ごろから5時間半にわたり、サイト内の1ページに過激派組織「イスラム国」(IS)をおとしめるメッセージと、クルド人勢力の旗が表示される状態が続いたという。

 市によると、書き換えられたのは、横浜市緑区であったイベント報告の特設ページで、行政の運営には影響がなかったという。

 9日午前8時ごろに市民からの通報で発覚し、同9時半に当該のページを閉鎖した。翌10日午前10時に復旧した。ウェブサイトの運営を委託していた会社が管理ソフトを最新版にアップデートしていなかったという。(大森浩司)