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 1日午後3時50分過ぎ、岡山県の玉野市消防本部に「常山の登山道で人を刺した。来てくれ」と119番通報が男性からあった。駆け付けた消防隊員が市内にある常山の登山道の中腹付近で、30~40代の男性が背中や太ももから血を流して倒れているのを見つけた。男性は岡山市内の病院に搬送されたが、同日午後9時半ごろ、死亡が確認された。岡山県警が殺人事件とみて捜査している。

 県警によると、男性が倒れていた近くには、血の付いた刃物が落ちていた。現場付近には乗用車と軽自動車が1台ずつ止まっていたという。

 登山道の入り口付近に住む60代の主婦は「年明け早々こんなことが起きるなんて。不安です」と話した。