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kojitakenの日記

2016-12-24 靖国もニセ科学も両方カルト。どちらも断固拒絶すべし

靖国もニセ科学も両方ともカルト。どちらも断固として拒絶すべし

私はTwitterFaceBookもやらないものだから、今年などネットの右や左の人たちの熱心な議論にすっかり疎くなってしまった。数日前以来「ナノ純銀除染」の件に首を突っ込んだことがきっかけで、やっとこさ菊池誠にまつわる議論を知った。

具体的に書き始めようとしたが、長々と書くのも労多くして功少なしだと思い、書き始めた文章をばっさり削った。ここでは今朝私がつけた2件のはてなブックマークコメントを示す。

kojitaken 菊池誠は「靖国カルトの二択なら靖国を選びます」なんて言ってるけど、冗談じゃない。靖国だってカルトじゃん。カルトカルトのどっちを選ぶかって、そんなのどっちも選んじゃダメだよ。どっちもカルトなんだから

http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/kikumaco/status/810801136290578432 より

kojitaken 菊池誠が叩かれてる理由がやっとわかった。菊池誠人文科学社会科学的なカルトカルトと認定できず、結果的に助長してるから叩かれてるんだ。でも左翼自然科学カルトを認定できないのも同じくらい危険だよ。

何も靖国ニセ科学の2人の候補者による選挙をやってるわけじゃないんだから、「靖国ニセ科学の二択」などという問いにしないで、「靖国ニセ科学批判する」で良いはずだ。両方ともまぎれもないカルトなのだから、断固として両方とも拒絶すべきであろう。

話が変わるが、カルトに絡む話題では、かつて『しんぶん赤旗』がカルトと認定した「親鸞会」の元幹部・柴田未来を参院選石川選挙区民主党(当時)と社民党が担ぎ、「野党共闘」によって共産党生活の党(当時)がこの候補を支援した件について、一時期『ほぼ日カルト新聞』が批判のキャンペーンを張り、菊池氏を含む「反ニセ科学」の人たちからも批判されたようだ。この件は、例えてみれば共産党が統一協会とズブズブの室井邦彦田中康夫勝谷誠彦らとも仲が良い)を支援した(もちろんこれは現実ではなく仮想の話。室井は現在日本維新の会所属の参議院議員)ような話だから、批判されて当然だとは私も思う。但し、元幹部を担いだのはもともと民主党(現民進党)と社民党だから、民進・社民両党のカルト体質とそれにすり寄る共産党(と生活の党=現自由党=)という観点から批判されるべきだ。たとえそれが「野党共闘」のタブーに抵触するとしても。

私は、リベラル左派の間で「野党共闘批判タブーになっていること自体が最大の問題点で、「『野党共闘タブー」などもってのほか、そんなものが存在してはならないと思う。「野党共闘批判は、何も野党共闘を止めろという意味ではない。共闘に妥協が必要なのは当たり前だが、妥協してはならない点については断固妥協してはならない(ダメなものはダメ)という立場からの強い内部批判によって鍛えられない限り、「野党共闘」は強靱なものには絶対ならない。同調圧力に支えられた「共闘」など簡単に崩壊するだろうし、それ以前に有権者の支持が得られず選挙に勝つことすらできないだろう。

野党共闘」の4文字を水戸黄門の印籠みたいにして批判を封じてしまう今のあり方は絶対に間違っている。これでは安倍晋三意向を忖度する自民党議員を笑えないし、与党野党もろくでもないと有権者が感じた場合、選択されるのは決まって与党だ。このことを、野党及びその支持者、それに無党派であっても反自民・反安倍の立場の人間(私もその一人)は肝に銘じる必要がある。

spirit7878spirit7878 2016/12/24 10:32 今の野党共闘に関しては僕自身も『溺れる者の藁』みたいな感じがありますね。
元々小選挙区制は二大政党制向きだから、大政党である自民党に対抗するためには野党側もそれに匹敵するほどの勢力になるしかない。だがそれがなかなかできないからどうしても『一強多弱』になってしまう。
でももう野党共闘は後には引けず、続けていかなければならない気がするんです。
(中選挙区制に戻しても『一強多弱』となると八方塞がりな気がしますが)

とは言え野党側も、安倍政権に代わる共通の理念や政策を示せていない。これを見せつけて国民に発信する必要があるのに。
それが非常にまずいことだと僕は思っています。
僕個人としては
『中道左派』
『お金持ちから増税して、貧乏人に分け与えるかセーフティーネットを強化し、中間層を増やしていく』
というありかたがベストだと思いますし、出来ると思うのですが。

badgebadgebadgebadge 2016/12/26 15:27 政策とか対案とかいうのは机上の空論や妄想によって作られるものではないんですよね。その辺が良く分かっていない人がここにも多いようで残念です。

つまり、対案づくりや政策立案は、まず、?今の日本社会で何が問題点や解決課題であるかを確定し、?そういう問題状況の原因分析を行い、?その結果、政策提起する、出来るとなる。恣意や空論じゃダメなんですよ。

もっとも、何が解決すべき政治課題であり政策課題上の優先順位であるかは価値認識に属しますから、ここでも民主主義的意思形成が必要になる。
限られた財源の中で財政支出が求められる重要かつ喫緊な政治課題が何と何であるかを合意することにも民主主義的が求められます。

日本人は、現在の政治に不満をもつ多くの人もその辺が明瞭じゃないんですよね。だからニセ問題に簡単に誘導されてしまい偽りの対決軸に絡めとられてしまう。
多くの人がもっと政治的「教養」を蓄えないと世の中は変えられないでしょうね。

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