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勉強につまずく人のための英語学習ブログ

TOEICを3カ月で400点から900点にあげ、外資系企業に入ることができた筆者の体験を元にした英語学習ブログです。

英語は誰でも話せるようにはならない~英語ができるようになる人の特徴~

雑記 スピーキング

英語は誰だって話せるようにならないことを覚えておこう

「英語は誰でもできるようになる!」

ということを言っている人がいます。果たしてそうなのだろうか?と疑問をもっていました。


できるようになるということを話せるようになるというところに定義を置きます。

私は、英語は誰でもできるようにはならない。と考えています。
先天的な能力に、依存はしないと思いますが、後天的な能力で必要なものがいくつかあります。

普段から英語学習についてヒアリングを重ねてきましたが、私のリサーチの結果では、英語ができるようになるには、自分にあった勉強法をしないと英語力が伸びないことがわかりました。

自分の能力を効率的に生かした勉強法でないと、英語はのびないということです。
例でいくと、ミュージシャンであれば歌を歌いながら学ぶ、中国語ネイティブであれば中国語の教材で英語を学ぶといったようなことがそれにあたります。

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英語が話せるようになる人は以下の中の1つでも当てはまると英語が自由に話せるようになっている傾向がありそうです。

英語が話せる人の8個の特徴

1.明確な目的がある

以前ブログの記事でとりあげた友人のようにこれくらい明確な動機があれば英語はうまくなります。
アウトプットをしないと自分が達成したいことができない状況なので、目的に向かって猛烈に動きます。
しかし、英語を学びたい明確な目標がある人ってそんなに多くないのが実情ではないでしょうか。

2.日本語を話せる人がいない環境にいる

これをあげたのは、海外に長期間住んだことある人は必ず英語が話せますよね。1年留学をして日本人としか話をしなかったというのはまた、別問題ですが、
英語しか通じない環境に追いやられれば人間が生存目的で英語を話すようになります。これが最も強い動機になるのではないでしょうか。

3.音楽センスが優れている

音を聞いただけで譜面に落とすことができる人がいますね。音楽的センスに長けている人は聞いた音を的確に再現できるので、英語も同様です。日本語にない音もすぐに音楽と同様にとらえ、
再現、つまり発音できるまでになります。普段から洋楽に親しんでいる方も多いので音楽関係で音楽センスのある方は英語の上達がかなり速いです。
音楽系の人はリスニングをひたすらやりこむと英語の成績が伸びます。音情報を脳にインプットして文字情報に変換しています。うらやましい勉強法ですね。

4.ずば抜けた日本語力がある

日本語能力は重要です。語学の学習において、リーディング、ライティング、スピーキングは母国語がしっかりしていないと成り立ちません。日本語でボキャブラリーが少なかったり話すのが苦手な人は、英語だからといって急にできるようになるわけではありません。英語学習においても単語の微妙なニュアンスの違いを日本語でとらえきれない人は英語力が伸びません。

もちろん英語にしかない概念や単語もありますが、多くは英語と日本語で対応している事象が多くなっています。英語で話すときに、「日本語だとほかにどういう表現があるかな」ときちんと思考できる人は多彩な表現を操ることができます。一番いいのは、日本語をまったく意識せず英語だけ口から連続ででてくることですけれども。

5.優れた記憶力を持ち合わせている

東大の文系学生に多いですが、たぐいまれな記憶力をもっており単語をとにかく暗記すると、スピーキングで詰まることはありません。膨大な脳内のデータベースから適切な単語を瞬間的にもってきて口から発し続けることで文章が成り立ちます。
データベースから引き出すスピードが尋常じゃなく早いので、呪文のような英語を話し続ける人がいます。

このようなタイプはかなり日本人的で抑揚もなく、淡々と話しています。聞いていて楽しくはないですが、そのスピーキング能力に驚かされます。

6.何でもいいので海外のことについてやたら詳しい

自分の趣味のことで海外情報をとりいれている人は英語がよく話せます。
サッカーでも野球でも音楽でも、芸術でも、ハリウッドセレブでも、なんでもいいので海外の情報を仕入れていると、固有名詞をたくさん知っているので共通の話題がある人とは、単語レベルでの会話ができます。その会話が自信となって自分の趣味のこと以外でも話せるようになります。

7.恥じらいの精神がない

他国の人だともう少し恥じらいの精神をもってほしいくらいですが、日本人は例外です。恥ずかしがっていると一向に英語が話せません。
不完全さを許容できない人は、中途半端な英語を話さないのでなかなか上達しないかもしれません。恥じらいの精神がなく当たってくだけろの精神でどんどん話す人は英語力ものびます。
意外とこういうメンタリティの部分が大事だったりするので、あなどれません。

8.プレゼンテーションが好き/得意

日本語でも前に立ってやたらプレゼンしたり人前で話すことに快感を覚える人種の人がいます。この類の人は、次々と人前にでて話したがるので、英語でも臆することなく話します。
TED等を見てうまい人をまねる技術があるので、英語のプレゼンも形から入って中身が徐々に追いつく形になります。
いずれにしてもプレゼンをして堂々と発言するのが得意な人にとっては素晴らしい環境だと思います。

苦手分野を克服して英語を話そう

英語を話せるようになる人の特徴をあげました

テストの点数だけとれても人前で話せない、会話ができない人はたくさんいると思います。上記の特徴に当てはまる人は、面接でも評価されやすい傾向にあるので、
苦手な人は、自分の欠点を克服して英語をきちんと話せるようになりましょう。
それではさようなら。