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「被害なく感謝を」発言に沖縄県民からは反発の声高まる

フジテレビ系(FNN) 12/15(木) 12:47配信

沖縄県でアメリカ海兵隊の輸送機オスプレイが不時着し大破した事故で、在沖アメリカ軍のトップが、住民に被害を与えなかったことは感謝されるべきだという認識を示したことに、県民の間からは反発の声が高まっている。
オスプレイは、名護市の海岸沿いの集落から500メートルほど離れた浅瀬に不時着したが、在沖アメリカ軍のニコルソン四軍調整官は、住宅や県民に被害を与えなかったことは感謝されるべきという認識を示し、パイロットの判断を称賛した。
県民は、「言語道断というのかな。沖縄県民をばかにしていうというのがね」、「(住宅に落ちなかったことについて)感謝すべきなんて、とんでもない言葉だと思います。いつまでも、植民地支配の意識が強調される」などと話した。
ところで、翁長県知事は、15日午後、首相官邸を訪れて、直接抗議し、オスプレイの配備撤回を訴える。

最終更新:12/15(木) 23:48

Fuji News Network