ピクノジェノール®ができるまで(その他) 2012/11/03
ピクノジェノールの植林から収穫まではとてもデリケートな工程です。
松を全て伐採してから1年位は土地を休ませ、土壌を整えます。
そして植林します。
成長に合わせて間引きを三度に分けて行います。
また、一度目と二度目の間引きの間に隣り合う木の成長の妨げにならないように
枝打ち(重なり合う枝を切る)を行い、万遍なく日光が当たるようにします。
ピクノジェノールの森は250万エーカー(東京都約9個分)もあるため、
木の成長が異なります。
そのため、30年でピクノジェノールが摂れる木と50年で摂れる木があるのです。
伐採からピクノジェノール抽出までの時間をできるだけ短くするため、森の中に
製造工場があります。
そのため、新鮮なピクノジェノールが抽出できるのです。
工場がフル稼働すれば、30万mt(1mt=1t)の松の木のチップになり
一日にトラック12台分に相当します。
30万mtの松の樹皮から30mtのピクノジェノールができます。
ピクノジェノールの工場は4つの建物に分かれています。
松の樹皮を粉砕して細かくします。
釜にエタノールと水を入れて煮詰め、液状にします。
濾過して高温で噴射するとピクノジェノールの粉末ができます。
専用の機械を使って、ピクノジェノールを袋詰めにします。
ピクノジェノールの主成分であるプロシアニジンがどれくらい含まれているか
や菌検査をします。
ラベルを付け、物流管理が済んだピクノジェノールは世界各国へ出荷されます。