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ドイツ・デュッセルドルフの生活日記

住む前にドイツに10回観光で来た人がドイツ生活やらドイツ・ヨーロッパ観光やらのおすすめ情報を書きたいブログ

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更新【ETIAS/エティアス】日本国籍も対象!ヨーロッパ渡航の際、事前にオンライン渡航認証システム導入!?

ドイツ旅行 旅行に行く前に注意すること

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ついにヨーロッパ版のESTA導入…このニュースはびっくりしました!!!

ESTA?ETIAS?なんのこと??と思っている方に簡単に少し説明します。

 

※2016年11月21日情報を追記しました。

 

 

ビザ免除国ならパスポートだけでOK…とはもうならない現状

世界情勢の変化から事前にセキュリティ・チェックを求める国が増えてきた

日本国籍のパスポートはビザ(査証)不要で訪れることができる国が沢山あります。本当にそれだけで日本国籍に生まれてよかった~と思ったことがあります。

しかしここ数年前から「ビザは免除対象国だけど、渡航前にオンラインで必要情報を入力して、認証をとってから来てね」という国が増えてきました。

 

有名なのが米国「ESTA」オーストラリア「ETAS」カナダ「eTA」などです。

上記3つの国は日本国籍のパスポートで必要条件を全てクリアしていればビザなしで入国ができます。

 

しかし、出発前に必ずオンラインで渡航認証システムから渡航許可を得なくてはいけません。

普通は数分で許可が出る物ですが、入力内容によっては渡航拒否も出ます。

もし、旅行の数日前に登録し、拒否をされてしまったらどうしますか?その場合は、ビザが必要となります。

ビザを取るには何週間もの日数が必要ですから、そうしたらもうThe End。旅行は取りやめるしかなくなりますよね。それぐらい大事なものなんです。
 

当日登録し忘れたことに気づいたらどうなる?

当日空港でチェックインの際に、ESTAなどを登録し忘れていたことが発覚。「あ~忘れてた。」となったら飛行機に乗ることはできません

航空会社に搭乗を拒否されます。つまり出発できなくなります。

「それがなくたって出発ぐらいできるでしょう」と軽く考えている人がいるかもしれませんが、本当にできません。

だってこのシステムの目的は事前にパスポートや必要情報を入力して、渡航しても問題ない者かを確認するものです。そして渡航許可を得ることが、ビザなしで渡航できる条件でもあります。

それがないのに出発できる訳ありませんよね。実際にESTAなどの登録漏れで出発できなかったトラブル事例はたくさん出ています。

※ただ、もし当日空港で登録漏れが発覚しても、航空会社のチェックイン締め切り前までにインターネットで申請し、渡航認証が取れれば間に合います。が、必ず早めに手続きをすることをおすすめします。 

2020年ヨーロッパ版ESTAが導入予定

名前はETIAS(エティアス)

ついにヨーロッパも導入~というニュースが出てきましたね。

 

正式名称は「ヨーロッパ旅行情報認証システム(European Travel Information and Authorisation System =ETIAS/)」

これらは日本を含むビザが免除されている59ヶ国の国籍者が、シェンゲン協定国(ドイツ、イタリア、フランスなど)内26ヶ国に訪問する場合、事前にこの認証システムに登録が必要になる訳です。
必要情報を入力後、各国のデータや欧州警察機構などのデータと照合して、問題がなければ渡航許可が得られます。
普通は数分で許可が出るはずですが、場合によっては時間がかかる場合もあるそうです。

料金や有効期限は?

このETIASの申請料金は5ユーロと、他の国より少し安め。

期限は取得から5年間だそうです。

一度許可が出れば、5年間の有効期限内は何度も有効。(パスポートの新規取得した場合は番号が異なるので再度申請が必要)

 

申請に必要なものは?

◆ICまたは機械読み取り式パスポート

◆クレジットカード(ユーロ建てで決済)

支払いはクレジットカードのみ。

カードブランド(VISAとかマスターとか)はまだ決まっていないようで、詳細は決まり次第伝えるとのことです。

申請に必要な入力情報

申請に必要な入力事項は以下の通り。

・姓
・名前
・生年月日
・その他の名前
・出生地
・性別
・現在の国籍
・申請者の親の名前
・自宅の住所
・メールアドレス
・電話番号

・パスポート番号の情報
・他の国籍や市民権に関する情報
・永住権の住所

・最初に入国する国
・学校または現在の職業情報

・病状または他の感染性または伝染性の寄生虫性疾患に関連する。
・過去の犯罪の有無
・戦争地域の国への渡航歴
・移民または渡航履歴について
・EU加盟国にへの入国拒否または強制送還歴
・申請者が未成年者の場合、未成年者の責任者の身元について

・申請者が申請人本人とは異なる第三者によって提出された場合、その者およびその会社の身元(該当する場合)

 

ESTAやETASとあまり変わらないですね。

利用条件

観光、ビジネス、トランジットなどが目的の「旅行」にのみ利用可能。

承認許可が出なければ?

もし渡航申請が拒否と出れば、航空機、船舶、陸路(バスなど)に乗ることができません。

 

2020年に導入予定

実はまだ公式に決定ではないようですね。これから欧州議会の承認が必要になり、いろいろと手続きもいるとのこと。

でも多分可決されるのではないかな~と思っています。
もし正式導入されたら、登録し忘れなどないように気を付けてくださいね!!


→なんか公式ホームページが出来ていました。本決まりみたいです。

ETIAS EU VISA – European Travel Information and Authorisation System – European Travel Information and Authorisation System

とりあえず2020年の話ですが、登録忘れだけはしないようにお気を付けください(;´∀`)

 

※個人のブログですので情報に誤りがあるかも知れません。あくまで参考程度にお考えいただき、ご参照願います。

※渡航許可は入国を保証するものではありません。入国の最終判断は入国管理者です。

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