プレスリリース | PRESS RELEASE

代表取締役社長兼CEO 守安功からの一連の事態に対するお詫びとご説明

  皆様

  この度は、弊社キュレーションプラットフォームサービスに関して様々なご批判を受けるような事態を招いてしまったことについて、代表取締役社長兼CEOである私、守安より皆様にご説明を申し上げます。

  このような状況に至ったのは、まずもって企業の最高責任者である私の不徳の致すところであり、ユーザーの皆様をはじめ、広告主様、提携パートナー様、その他多くの方々に対して、これほどまでに大きなご迷惑をおかけしてしまったことを、心よりお詫び致します。

  専門家による監修のないまま、根拠が不明確な医療関連記事を載せていたことについて、数多くのご批判をいただきました。細心の注意を払って取り扱うべき医療情報をこのように不適切な形で提供していたことは大きな間違いであったと反省し、11月29日にWELQの全記事を非公開化しました。
  加えて、WELQも含めたキュレーションメディアの記事制作のプロセスに問題があるというご指摘もございました。さらに、当社に対する責任所在の考え方についてのご指摘も頂戴しました。

  これらのご批判を真摯に受け止め、改めて弊社の運用の実態がどういうものであったかを調査しました。その結果、共通する運営体制・方針の9つのメディア(WELQ、iemo、Find Travel、cuta、UpIn、CAFY、JOOY、GOIN、PUUL)に関して、マニュアルやライターの方々への指示などにおいて、他サイトからの文言の転用を推奨していると捉えられかねない点がございました。この点について、私自身、モラルに反していないという考えを持つことができませんでした。

  このまま記事を提供し続けることは許されないと判断し、本日18時に、9メディアの記事を全て非公開化することを決定致しました。今後は、MERYを含めた全てのメディアに関して、私自身が委員長となるキュレーション管理委員会を通じて、これまでの記事作成のプロセスおよびその中身の精査をしっかり行います。さらに、今後の当社のメディア運営のあり方を抜本的に見直し、自分自身として心の底から自信の持てるプロセスを構築していくことを約束します。

  今回の事象に対して、 速やかに対応できず、非常に大きな混乱を招いてしまったのは、私自身の判断の甘さによるものです。私から本件に関してきちんとしたご説明をするのに、このように時間がかかってしまったことを、本当に申し訳なく思っております。

  これら一連の責任を重く受け止め、経営責任を明確にするために、私自身の報酬を減額することに決めました(月額報酬の30%を6ヶ月間減額)。これにとどまらず、皆様にお約束した改善をしっかりやりきることこそが最大の経営責任であると考えております。

  この度は各方面の皆様に多大なるご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。深く反省し、改善に全力で努めてまいります。

2016年12月1日
守安 功

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