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名古屋最下位6割「仕方ない」

11月21日 19時34分

名古屋最下位6割「仕方ない」

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国内の主要都市の中で、名古屋が「最も魅力に乏しい」という調査結果が出たことを受けて、名古屋市が市民に反応を聞くアンケート調査を改めて実施したところ、約6割の人が「残念だがしかたがない」と回答しました。
今年6月に行われた都市の魅力に関する調査で、名古屋は、訪れたいかどうかや、魅力を感じるかどうかを聞く項目で、8つの都市のうちいずれも最下位となりました。
これを受けて名古屋市は、10月、市民に結果の反応を聞くアンケート調査を改めて実施し、全体の85%にあたる427人から回答を得ました。
この中で、名古屋が最下位になったことについてどう感じるか尋ねたところ、「残念だがしかたがない」と答えた人が最も多く60%、「当然と思う」が21%だったのに対し、「全く違うと思う」は9%、「なんとも感じない」は7%でした。
また、「残念だがしかたがない」と答えた人に理由を聞くと、45%の人が、「ほかの都市の方が楽しいから」と回答しました。
一方、すべての人に、なぜ名古屋が最下位になったと思うか尋ねたところ、「観光施設の魅力が欠ける」と答えた人が最も多く32%、「珍しい観光施設がない」が27%、「おすすめすることをしない気質だから」が12%でした。
この結果について、名古屋市の河村市長は、「市民は名古屋を『暮らしやすい街だ』とは思っているが、それを超える都市の誇りや、次世代に残すものをつくらなければならない」と述べました。

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