ここから本文です

安倍首相、トランプ氏との初会談で黄金50万円ドライバーをプレゼント

スポーツ報知 11/19(土) 6:04配信

 安倍晋三首相(62)は17日夕(日本時間18日朝)、米ニューヨークでドナルド・トランプ次期大統領(70)との初会談に臨んだ。トランプタワーにある同氏の自宅で約90分間に及んだ会談の席上、首相はゴルフ好きのトランプ氏にドライバーをプレゼント。スポーツ報知の調べによると、クラブは国内メーカー「本間ゴルフ」の最高級モデルで価格は50万円(税抜き)。ヘッドのカラーがゴールドの「トランプモデル」を贈り日米友好関係の強化へのティーショットを放った。

 世界が熱視線を送ったトランプ氏との初会合で、安倍首相が満を持して放った「飛び道具」は金色に輝く最高級ドライバーだった。

 同行筋によると、安倍首相からサプライズプレゼントを受け取ったトランプ氏は箱を開けると、さっそくスイングを繰り返して「飛びそう」とご満悦だった模様。お返しにと、首相にはシャツなどのゴルフ用品を贈った。どちらもゴルフ関連アイテムになったのは「偶然の一致」という。

 布石は、今回の会談の約束を交わした日本時間10日の電話にあった。トランプ氏を祝福するため、安倍首相が掛けた約20分間の電話で、互いの趣味であるゴルフが話題になっていた。

 関係者によると、首相は電話会談の内容を受け、プレゼント用の国産ドライバーの購入を外務省に指示。同省職員が本間ゴルフ八重洲店(東京都中央区)を訪れ、同社のドライバー「BERES S―05」シリーズの最高級モデル「5Sグレード」を購入した。

 チタンフェース、カーボンシャフトの「BERES S―05」は安定性を保ちながら驚異の飛距離を実現させるモデルで、山形県酒田市にある工場の職人たちが技術の粋を結集させて製作する逸品だ。9万円(税抜き、以下同)のモデルもあるが、最高級品の「5Sグレード」は、プレーヤーがシャフトの長さや硬さ、クラブバランス、カラーなどの細部を同社スタッフと徹底的に意見交換して製作するフルオーダーモデルのため、価格は業界最高ランクの50万円だ。

 日が迫っていたためフルオーダーはかなわなかったが、外務省職員はヘッドカラーがゴールド仕様になった一本がオーダー例として店舗に陳列されているのを発見し、50万円でお買い上げ。その後、首相の手に渡ったとみられる。

 本間ゴルフ・コーポレートコミュニケーションズチームの担当者は「メイド・イン・ジャパンに長年こだわって参りましたので、選んでいただいて大変光栄」とコメントしている。

 ドライバー効果は絶大だったようで、会談は予定の45分間を大幅に超え、約2倍の約90分間に。終了後、トランプ氏はトランプタワーの1階まで安倍首相を見送りに来たという。

 環太平洋連携協定(TPP)や在日米軍駐留経費問題など多くの懸案事項を抱えた日米関係だが、安倍首相の「対トランプ外交」第1打は、まずはフェアウェーキープの順調な滑り出しとなったようだ。

最終更新:11/19(土) 18:10

スポーツ報知

運動するのが人より億劫なわけ
ある人は、他の人より体重を減らすことに苦戦するのは何故でしょう? 社会心理学者 エミリ・バルセティス氏が数ある理由のうちの一つである「視覚」に関する研究を発表します。役立つ情報が多いスピーチで、バルセティス氏は運動となると、どうしてある人は他の人とは全く違った捉え方をするのか説明し、そしてこの違いを解決する驚くほど簡単な方法を紹介します。 [new]