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「世界津波の日」で避難訓練

11月05日 12時20分

「世界津波の日」で避難訓練

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「世界津波の日」の5日、三重県松阪市で南海トラフの巨大地震を想定して津波からの避難訓練が行われました。
「世界津波の日」は、安政南海地震が起きた日にちなんだ日本の「津波防災の日」に合わせて、去年、国連が設けました。
松阪市の大型商業施設では、南海トラフの巨大地震が発生したという想定で避難訓練が行われ、住民など約500人が参加しました。
店内では地震を知らせる放送とともに住民や従業員が買い物かごを頭からかぶり、姿勢を低くして身を守りました。
このあと、店内にいた人や周辺に住む住民は、津波避難ビルに指定されているこの施設の屋上へ避難しました。
施設は海岸から2キロほど離れ、津波の浸水予想区域からはわずかに外れていますが、この地域では万が一に備え高さ19メートルの屋上を避難場所にしているということです。
避難した人たちは、飛んできた県の防災ヘリコプターにタオルを振ったりして、救助を求める方法を確かめていました。
訓練に参加した70代の女性は「スロープを使って屋上に上がるのは高齢者にとって大変だと思いました。防災訓練に今後も参加したい」と話していました。

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