2016年10月

>牛女・佐野さん、

わたしはお笑いライブに月10回ほど行くのですが、ほぼ毎回出待ちをしています。
出待ちをして、ライブの感想や近況について話して、たまに差し入れを渡したりするのですが、毎回そういうのってうざくならないのでしょうか?
この前、ある芸人さんが「俺らのファン頭おかしいからな〜。出待ちいるの分かったら気付かれないように帰る時ある。面倒くさい。」と、他のファンの方について話しているのを聞いてしまったので、自分もそう思われているのではないかと不安になりました。
長時間話すことはありませんし、写真も撮りません、手作りの何かを差し入れするようなこともしていません。
ですが、月に何回もライブに行って、その度に出待ちをするのはしつこいのかなとも思ってしまいます。

あと、一度も話しかけたことのない芸人さんに、ライブ終わりにいきなり話しかけるのもなかなか勇気が出なくて困っているのですが、固定ファンでなくても話しかけて対応して頂けるのでしょうか?チケットの取り置きをした時くらいしか話しかけるキッカケがなく、毎回話しかけられずに終わっています。
芸人さんは、ライブ終わり静かに帰る方が多かったり、真顔でいる方が多いので、急に話しかけたら迷惑かなと思ってしまいます。
10組以上出ているライブで、その日初めて見て気になる人もいたりするので、積極的に声をかけたいと思うのですが、芸人さんからしたらどう思われるのでしょうか。

長くなってしまいすみません。
お時間がありましたら宜しくお願いします。






芸人は認められたくて芸人をやっているので、認めてくれる人が現れれば嬉しいです。とは言え、面識のない人に自分から話しかけるのは相当勇気が要りますよね。私が逆の立場になって、ライブ終わって外で待っている人たちの、誰でも好きな人に声かけてみて、と言われたら、嫌だ!女の人怖すぎる!傷つけられたくない!と突っ伏してしまいます。出待ちをされる方、よくお声をかけていただけるものです。敬います。


出待ちさんのご質問、おわかりの上で投稿なさっているのでしょうが、その人によります。で、「お笑いライブに月10回ほど行くのですが、ほぼ毎回出待ちをしています。」は、ほぼ同じ芸人を目当てにライブに月10回通い、その芸人を月10回出待ちするのか、数組の芸人を月数回ずつ出待ちするのか、どちらなんでしょうか。同じ芸人を月10回出待ちするとしたら、結構な頻度ですよね。その芸人の人間性に特に難が無くとも、「必ずいるな…何話せばいいんだ…」と思っている可能性は否定できません。嫌な話になりますが出待ちさんのお顔がカワイイ場合は別です。ただ人気のある芸人さんなら個別のファンへの対応も仕事の一部としてプロフェッショナル的に処理をしていて、月何回だとか意識していないかもしれません。すいません、人気のある芸人の知り合いが全くいないのでこの辺は想像です。

数組の芸人を月数回出待ち、なら特に問題は無いのではないでしょうか。非常識な言動がないのであれば、ウザいだなんて考えすぎです。これからも意欲的に出待ちをやっていきましょう。


「一度も話しかけたことのない芸人さんに、ライブ終わりにいきなり話しかけるのもなかなか勇気が出なくて困っているのですが、固定ファンでなくても話しかけて対応して頂けるのでしょうか?」これに関しては、よほど変な奴じゃない限り、大丈夫です。「今日見て、すごい面白いなと思って…」なんて芸人にはかなりときめく台詞ではないでしょうか。ライブ終わって外に出た時、歩道の両側にずらっと並んだ誰かのファンの間を素通りする時はちょっとした市中引き回し的な情けなさがあります。尊厳を傷つけないために「俺は何も意識していないし、期待もない」風な顔で通り過ぎるため、出待ちさんは「急に話しかけたら迷惑かなと思って」しまうのでしょう。ぜひ急に話しかけてあげてください。たぶん喜んでくれるでしょう。

もちろん全て人によります。私が話したのは芸人側から考えた一般的な反応です。ただ人はそう簡単に人を拒否したりしないですから、たぶんあまり間違ってはいないはずです。


私に明言できるのは私のことだけですので、書いておきます。牛女佐野は常在戦場の心持ちです。月何回だろうとお相手させていただきます。かなり話しかけにくいタイプの人間であることは承知していますが、特に女性に話しかけられると気分が高揚するのでよろしくお願いします。私と話したことがある方はご存知だと思いますが、面白いわけでもない、お笑いとも関係のない話をダラダラするのが得意です。


>佐野さんこんにちは。
相談です。私はミーハーが嫌いなわけでも、憎いわけでもないのですが、天邪鬼な性格のせいか、世間で面白いと言われるものに対して嫌悪感を感じてしまうことが多いです。例えば今世間で話題の映画、「君の名は」です。どこもかしこも面白いという評判しか見ず、若手の芸人さんたちもこれをこぞって観にいき、わざわざツイートして…。正直、宗教じみた感じがして気持ちが悪いとまで感じてしまいました。映画の内容は私自身が観ていないので面白いのかつまらないのか分かりません。もしかしたら本当に面白いのかもしれません。ですがやっぱり観に行きたいという気持ちが生まれません。
だったら観に行かなければ良いと言われてしまえばそれまでなのですが、そこで本題です。そんな女、男ウケいいと思いますか?私は世間が面白いと思うものを素直に面白いと思える女の子はとても可愛らしいと思います。男の人に、「コイツ世間と違う思考の自分に酔ってるな」なんて思われたくないです。そんな女可愛くないです。石原さとみのルックスなら許されるかもしれませんが、そんなわけありません。こんな性格直したいです。どうすればいいでしょうか。わたしはいったい何がしたいのでしょうか。



「君の名は」流行ってますよね、私も天邪鬼さんと同じで流行のものは敬遠しがちです。しかし、それはただ性格が天邪鬼だからだけではなく、昔から世間が褒めそやすものは実際見たら気に食わないものが多かった、という経験を得て、しっかり次に活かしているから、とも言えます。

「君の名は」私はCMも見たことありませんが、「若手の芸人さんたちのツイート」でなんとなくの雰囲気は分かります。学校の制服を着た男女が真昼間になんか石段みたいなとこで立ってて、「君の名は」の題字。そんな画像を見たことあります。これが世間で大ウケしているのであれば、若い男女が素手で猿の頭蓋を開ける研究に没頭…みたいな話であるわけがなく、青春・恋愛・思春期のあれこれ…そんな内容に決まってますよね。その上で出来の良い作品なんです。だから私や天邪鬼さんは興味がないんです。「映画の内容は私自身が観ていないので面白いのかつまらないのか分かりません。」とありますが天邪鬼さんにはつまらないということがわかっています。評論ではないのですから、知らねーけどなんとなくつまんそうだから行かねー、でいいのです。

急に自分の話をしてすみませんが、私は自分の好きなものの傾向を、意識して意味を持ちすぎることを避けて作られた汚言的なもの、だと思っています。映画ではなく小説なんですが、中原昌也の名も無き孤児たちの墓、平山夢明のきちがい便所、ウラジーミル・ソローキンの青い脂が特に面白かったです。汚くて意味のないものが好き、というのは自分のお笑いにも表れているかもしれません。芸術的なセンスが無いので「お笑い」として消費し切れる形でしか表現しませんが。

なので「わたしはいったい何がしたいのでしょうか」への答えとしては、天邪鬼さんはご自身の経験から「君の名は」を排除できたのですから、同じように経験によって自分の好きそうなものを探るアンテナも生えているはずです。少ないかもしれませんが、好きなものを見つけて夢中になりましょう。

本題の男ウケに関しては、天邪鬼さんは、めちゃくちゃモテたいんでしょうか?石原さとみのルックスでない天邪鬼さんがめちゃくちゃモテるためには、「君の名は」だけでなくあらゆるものを自然に肯定できるようにならなければなりません。しかし「世間で面白いと言われるものに対して嫌悪感を感じてしまう」天邪鬼さんがそんな女性になるには、わざわざ芝居をやらなければなりません。他人を演じるコストを払ってもモテたいなら挑んでみてもいいかもしれません。

しかし、そもそも「君の名は」への無関心を示し、別の自分の好きなものを語る女性を「コイツ世間と違う思考の自分に酔ってるな」と考える男性にモテなくてもよくないでしょうか?そう思われた女が可愛くない、と考えるのは単純に間違っています。男性が女性を可愛く感じるのは、容姿が可愛い場合、自分を肯定的に(あるいは好意を持って)見ていると感じた場合、なんらかのフェチシズム的なものに偶然合致した場合、です。「世間が面白いと思うもの」そんなに関係ないです。こいつにモテたい!という特定の対象がもしいるのなら、その人に好意を持っていることを積極的に示していくしかないでしょう。思い切りが必要ですが…


若手芸人たちがこぞって観に行き、ツイートまでして…というところ、笑いましたが、流行るものは面白いから流行るので、芸人も含め多くの人が見に行ってるんでしょう。1800?1600?映画の値段も分からないほど観ないのですが若い芸人には結構な額を払っているので、ツイートで自分ごと宣伝くらいは許してあげてください。芸人は特別な感性を持っているので流行のものとは一線を画して…そういう私のような感覚は、今は端的にダサいので。


>面白くないのに顔だけで人気を集める人達に腹が煮えくり返るし、そのファンも「面白い」ではなく「かっこいい、可愛い」と言ってキャーキャー騒ぐので殺意です。
その人たちが出るとミーハーのファンが押し寄せて、その日のライブの結果は組織票になっています。面白いなら許せますけど、頬の筋肉が微動だにしないくらいつまらないです。
最近行きたいと思ったライブにその人たちの名前が乗ってるだけで行くのを止めるくらいに嫌いが止まりません。観たい人が他にいるのに、それを上回るくらいにその人たちを観たくありません。
どうしたら気にせずライブを楽しめますか?もしくはどうしたらその人たちに面白くないって分からせることができますか?




面白くないって分からせることは無理でしょう。
ふたつ前の記事でも似たようなこと言ってますが、「かっこいい」「面白い」「好き」はほぼ同じ感覚から生まれる評価だからです。この中から「面白い」を切り分けて考えるのはよっぽど「面白い」ことにこだわりがある方でしょう。そういう方が集まるのがお笑いのライブなので、殺意さんは煮えくり返っておいでなのだと思いますが。

私がもしこのイケメン芸人が出てミーハーのファンが押し寄せるライブに出演したとしたら、まずウケないし勝てないでしょう。しかし私はそういう芸人をあまり憎んでいません。理由は、そういうのは諦めた、というのもあるんですが、もし今の自分を放り出してその芸人になれるとしても、ならないからです。面白くないことはお笑い芸人にとって致命傷になりますので。

見た目がかっこいい、けど俳優やモデルになる程でもない、ミュージシャンはめちゃくちゃ難しそう、お笑いならできるかな?こういう人はかなり不利な状況でお笑いの世界を生きなければならないでしょう。その人にたくさんの客がついて、バトル形式のライブで何連勝しても、「面白くない」のなら、常にギリギリの瀬戸際の危険な状況には変わりありません。結局「面白くない」と売れないからです。

売れる為の段階を全く踏もうとしない私が言うのも変ですが、芸能界で売れる芸人はどうしても面白くなければならないからです。テレビの中にはアイドルやモデル俳優などの美のエリートがわんさといるので、お笑い芸人はどうしてもお笑いを差し出さなければ存在を許されません。

かっこよくて面白くない芸人はライブで客を集め、投票では勝ち続け、しかし商品としては無視され、やがて年をとり、辞めてユーチューバーとかそういうのになったりするでしょう。

と、思えば見ててもそんなに腹も立たないのではないでしょうか?結局その人は下手なりに「お笑い芸人」をやっているに過ぎず、納得のいかない不快な投票結果も誰かに責任があるとすればお笑いに投票をさせる主催者ということになるのでないかと思います。しかし本当の国政選挙の結果に比べれば、お笑いライブの投票の方がまともに面白い人が勝つ傾向にある感じです。話が逸れますが。

ネタはつまんないけど女たらしだけでなく世渡り全体に長けていて、それがテレビの世界でも発揮される、というパターンもあるのでその芸人が失敗するとも言い切れないです。なので気休めになりますが、殺意さんが殺さなくても、そのうち勝手に死ぬのではないでしょうか。


>私には約1年半付き合っている彼がいるのですが、週に3回ぐらいのペースで会っています。私は性欲が強いと自負しているのですが、セックスは月に1回やるかやらないかです。彼の容姿がこんなにも素敵でなければきっと今頃別れてると思います。私は会えば彼とセックスがしたいと思ってしまいます。これはおかしいのでしょうか?私の中で男の人は女の人より性欲が強いイメージがありました。それは単なるイメージに過ぎないのでしょうか?それとも彼には他に好きな人や付き合ってる人がいる、もしくはセフレがいるのでしょうか?
佐野さんは今、彼女いらっしゃいますか?
いたとしたらセックスはどれくらいの頻度でしたいですか?


1年半も付き合ってまだ会えばセックスしたいぜ…と思うほど素敵なパートナーがいらっしゃることは、羨ましいことです。必ず会えばセックスしたい、1年半もそう思うことは確かに普通より凄いです。ただおかしいことかと言われればいやおかしいとまでは…という感じです。つまり気にするほどのことではない、誤差の範囲ではないでしょうか?どっちにしろ、2回に1回、会った時セックスしたいと思うように矯正するわけにはいかないのですから、気にする理由はありません。

性欲の強さ、特に定義もないし、測定している者もいない以上、性欲さんが性欲が強いとも言い切れないかもしれません。男女差については研究があるのでしょうか?ただ何を持って「性欲が強い」と言うのかがやはり曖昧なのでこれについて考えることも無意味だと思います。

気付いたら性行為に関して考えている、がセックスもオナニーも数日していない。衝動的に射精がしたくなって風俗店に行くけど、普段は性より遊びの方に夢中である。めちゃくちゃ見たいアダルトDVDが発売されたので、異性からの誘いを断った。など、「性」の使い方はそれぞれで、「強さ」として順位をつけられるものではないのではないでしょうか。とは言えご自身で強い!と自負されているのなら多分強い部類なのでしょう。私も自分は面白い!と自負しています。これからも自信を持ち続けてください。

性欲さんが彼の浮気を疑っておいでなのは、自分とのセックスの頻度が低いから、でしょうか、しかし1年以上付き合って月1回程度になる、というのもまた普通だと思います。月1回しか射精しない男性はほぼいないので疑ってしまう気持ちもわかりますが、普通はオナニーしてるんじゃないでしょうか。「月1回」以外に根拠がないのなら杞憂かなと思います。

私に彼女がいるのか、という質問ですが、彼女と言うか既婚です。実際の頻度を書いて怒られたくないので私の心持ちを言いますと、性欲さんの彼氏と同じ程度でしょうか。なので、やはり浮気の心配は大丈夫かなと、思います。


>応援している芸人さんに対して、これはファンとしての好きなのか、恋愛感情なのか分からなくなってきて、困惑してます。
とっても面白いと思っているから売れて欲しいし、同時に、もっと仲良くなりたいとも思います。彼女がいたりいつか結婚したりしたら、たぶんとても悲しくなるとは思います。それがなぜなのかはよく分からないです。
自分の気持ちってどうやったら分かるんでしょうか、分かったところでどうしたらいいんでしょうか。ファンってなんなんですかね。
あんまり近づきすぎて応援できなくなってしまうのは嫌だし、仮に恋愛感情だと認めたとしても、ただの学生のファンと芸人さんの関係なんて、どうにもならなそうで、虚しくなります。

芸人さんは年齢はあまり若くありませんが劇場メインの若手の方なので、連絡はとろうと思えば取れる関係です。出待ちでお話したり差し入れしたりしているので、向こうも私のことは認識してくれています。




ファンとしての好きと恋愛感情にそもそも大した差はないと思います。私は中年男の作家やミュージシャンのファンですがそれはさすがに恋愛感情とは言わないでしょう。しかし(若くはない、と表現する程度に)年の近い異性(すいませんが恋愛対象の性と書くとさらにわかりづらい文になるので異性とさせてもらいます)のお笑いだったり音楽だったりの人を好き、という感情はそのまま恋愛感情と言い換えできることが多いのではないでしょうか?

嫌われたくないので先に書いておきますが、芸人のファンのすべてが性的に対象を見ている、というわけではありません。そうなるのは成り行きとして普通、という話をこれからします。

特にこのファンさんの場合出待ちなどで相手と接点もあるので恋愛感情を持つことはまったく不自然ではありません。面白い人だから好きになる、あるいは好きな人だから面白く感じる、というのはかなりメジャーな恋愛の起因じゃないでしょうか?ファンさんがそれを受け入れられないのは「舞台の不文律」の建前を意識しているからでしょう。不文律はめちゃくちゃややこしいことになってきた我々の先輩たちからの教えや、過剰な性の匂いを疎んじるお客さんたちの視線(いやどいつもこいつもセックスばっかりしてんじゃねえかよ、お笑いやれよ、芸人とセックスするのは私だけで十分だよ、的な)から生まれたものですが、ファンさんの個人的な気持ちには関係ありません。

つまり、ファンさんはその芸人さんのお笑いのファンで、なおかつ付き合いたいと思っているということです。「ただの学生のファンと芸人さんの関係なんて、どうにもならなそうで、虚しくなります。」とありますが、つまりどうにかなりたいということで、どうにかっていうのは、付き合うってことですよね?この辺誤解があったらすみません。

芸人に限らないと思いますが、人前に出て何かする人は、見る人に自分を職業を越えて人間として好意を持たせようと意識している人が多いです。その方が自分としても気持ちがいいし、同じお客さんを長く引っ張れるからです。別に騙すって程じゃないにしても、ここでこうすれば可愛いと思ってもらえるか?とかそういう下らないことを芸人はよく考えています。

芸人として好きになったと思ったらいつの間にか人として好きだった、ということは自然です、という話をしてきました。で、この人と付き合えるのか?についてですが、もちろん私には分かりません。私にわかるのはお笑い芸人の卑しさだけです。

まず、前提としてその芸人さんはあなたに好意を持っていると思います。お笑い芸人はお笑いをやってないと女性が近づいてくる機会などまずないですし、そもそもお笑いをやるのは人に認められたいからで、認めてくれる女性が現れれば必ず好意を持ちます。ファンさんが普通に挨拶と会話ができて、よほど悪い絡み方をしていなければ、あと容姿が「ふつう」以上であればです。どうしても下品な話になります。すみません。

上の段落で「女性」のファンに限定しているのは男性のファンは本当にやばい人が多いからです。


まずその芸人さんはどれくらいの人気者なのか?売れてない芸人の間にも明確に格差はあります。ライブが終わると出待ちがずらりといる場合、これはかなり難しいと言わざるを得ません。こういう人はお笑いやらなくてもモテる人です。すでに特定のパートナーがいたり、いわゆる「カキタレ」なるものが存在することもあります。そんな人が求めるのは常に新しい「カキタレ」です。それでも可なら挑戦してみましょう。ただ彼女になる方法は思いつきません。ファンさんが飛び抜けて美しい場合は別で、結婚できます。

しかしファンさんの投稿を読む限りそんな絶望的な気配はありませんでした。むしろ「やればできる」感覚があるからこそ余計にお悩みのように窺えます。

その芸人さんはそれほど人気でもなく、出待ちのお客さんもファンさんを含め2、3人いるかどうか、の場合、かなり現実味を帯びてきます。「なんだかわかんないけどコンスタントに会ってセックスするよくわかんない関係」つまり「セフレ」ですが、この状態には容易に進行することができます。方法は、多分方法も糞もなく「セフレになってもらえないでしょうか?」で済むのではないかと思えるほどです。より安全を期すなら「突然すみません。〇〇です。どうしても気持ちを抑えることができず、メールしました。ずっと××さんのお笑いが好きで見てきたんですが、どうしても、人として××さんと向かい合いたい思いが強くなって、1度だけなら許していただけるかなと思って、お願いしたいんですけど、お笑いの場と関係なく、個人的にお会いしていただくことは可能でしょうか?非常識なお願いをしてすみません。わがままなんですが、それが無理でも、まだファンとして舞台には通わせていただきたいです。本当に不躾で申し訳ありません。でももしお会いできたらすごく嬉しいです」とかはどうでしょうか?私の文の嫌な回りくどさが出てるので添削していただいて…

しかしこれではセフレにしかなれません。付き合うのはやはり難易度が上がります。もちろんセフレからなし崩し的に…もあるんですが、それは今相手に彼女がいない場合です。今彼女がいる芸人がお笑いのファンが近づいて来たので乗り換えよう…こんな仮定通りだったらファンさんの恋愛感情はすでにかなり薄まっていると思いますが、とりあえず書いていきます。
乗り換えよう!と思う場合は、現在の彼女との関係がマンネリ化している場合、単純に彼女がろくな人間じゃない場合、彼女とファンさんの間に美醜の差がある場合、などがありますがこれは知りようがないので運です。当然男女の関係が恋愛に発展するには、たまたまタイミングが合っていなければなりません。
で、若くない芸人さんとありましたが、そうだとするとかなり長期にわたって交際している彼女がいる可能性もあります。慣性の法則が働くのでこういう恋愛は本人たちも終わり方が想像できない状態になっています。ちょっとしたことで急に終わったりするんですが、新しい女ができたから〜では終わりにくい気がします。

最後にかなりどうしようもない感じの芸人さんでファンもファンさん以外いない場合です。これはファンさんがその芸人さんを好きな気持ち以上にファンさんの方が芸人さんに好かれているかもしれません。投稿を読む限りそんなにダメな感じではないようなので、これには当てはまらないでしょうか。ファンが1人しかいない芸人がその人と付き合い出したって話はほとんど聞かないです。なぜかというとそのファンも怪念波を放っていることが多いからです。

お笑いに絡むご相談だったので偏見にまみれた内容になりました。すみません。私が元々他人の気持ちを汲まないので恋愛にまつわる内容にもかかわらずかなり悪意のある話になりました。

最後に「あんまり近づきすぎて応援できなくなってしまうのは嫌だし」の部分ですが、いつまでも応援したい気持ちが強いなら性的に関係するのはやめておきましょう。「やったらライブには来なくなる」とこの間のライブの後の食事で某ベテランが言っていました。

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