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Jailbreak

新しい世界の切り取り方

クロスバイクを購入して2ヵ月~買って良かったGIANT ESCAPE R3 2017~

自転車 モノ レビュー
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先日、クロスバイクを買った記事を書いたが、実は今回購入した実物を載せていなかった。

購入の経緯については以前の記事をご参照いただきたい。

dankantakeshi.hatenablog.com

 

8月の中旬に購入して、約2か月で約500km走り回った感想やこれからやりたいことなんかも書いておきたい。

 

GIANT ESCAPE R3 2017のスペック

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まずはスペックを公式サイトから。

SIZE:430(XS)、465(S)、500(M)mm
WEIGHT:10.7kg(465mm)
FRAME:ALUXX-Grade Aluminum
FORK:Cr-mo
DRIVETRAIN:SHIMANO ALTUS / TY710
CRANK SET:PROWHEEL SWIFT Triple
BRAKES:SHIMANO EF500 + TEKTRO RX1
WHEELS:GIANT SPINFORCE LITE
TIRE:KENDA K-193 700x28C
SPEED:24 Speed

フレーム ALUXX-Grade Aluminum OLD130mm
フロントフォーク Cr-mo
BBセット VP BC73 110.5-68mm
ギアクランク PROWHEEL SWIFT 28/38/48T 165mm(XS)、170mm(S、M)
チェーン KMC Z7
F.ディレーラー SHIMANO TY710 31.8
R.ディレーラー SHIMANO ALTUS
シフター SHIMANO EF500 8S
ブレーキセット TEKTRO RX1
ブレーキレバー SHIMANO EF500
ギア SHIMANO HG41 8S 11-32T
ヘッドセット FEIMING セミカートリッジ
ハンドルバー Aluminum 25.4 540mm
ハンドルステム Aluminum 25.4 90mm(XS、S)、110mm(M)
サドル GIANT COMFORT LITE
シートピラー Aluminum 27.2x300mm
シートクランプ Aluminum 31.8 QR
ペダル Aluminum CAGE
ホイールセット GIANT SPINFORCE LITE Wheelset F:24H R:28H
タイヤ KENDA K-193 700x28C
チューブバルブ 仏式バルブ
付属品 ベル

2016 Giant Bicycle [ESCAPE R3 (2017 NEW)]より

 

正直、初心者にはスペックなんか分からないのだが、フレームがアルミでフロントフォークがクロモリ、SHIMANOのコンポーネントが所々で使われているくらいしか分からないのだが、最初は細かいことは気にしない方が良いのかもしれない。ただ、アルミを使用している関係で重さが465mm(S)で10.7kgとなっているが、177cmの自分は500mm(M)に乗っているので、11kgくらいあるかもしれない。この自転車本体の軽さはずっと感じていて、これより重たい自転車に乗りたくないくらいだ。  

 

比べる対象がカインズホームで1万円もしなかった折り畳み自転車しかないのだが、これがまた重たくてスピードが出ない自転車なわけで。そうなってくると、ESCAPEの方がずっと軽くタイヤも大きいため、ペダルひと漕ぎで進む距離もスピードも全然違う。自分の足から生まれているエネルギーが効率良く推進力に変わっていく感覚が本当にたたまらない。自転車に乗るのが楽しくてたまらないのである。

 

走るために細身のパンツを履くのだが、やはり太いとチェーンに当たったりフロントギアに巻き込んでしまったりする。それをガードするチェーンガードがあるのが案外助かっていて、パンツの裾が汚れない。

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このクランク側にある透明なパーツがチェーンガードなのだが、これがあるお陰で快適に自転車ライフを楽しんでる。

 

本体以外に買ったもの

自転車だけだとちょっと不便だったり、様々な危険に対応できない。本体がそれだけシンプルな乗り物だということなのだけど、何が最小限なのかについても考えていきたい。

基本は本体と一緒に購入したが、後に必要だと思って購入したものもある。

購入した自転車店はサイクルベースあさひ。

www.cb-asahi.co.jp

 

フロントライト

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これは必需品で夜間の走行には必ず点灯させなければならない。確か2000円を切っていたと思うが、本体と一緒に買ってしまった為どうも思い出せない。本体が5万円するのでその他のパーツが2000円だろうが3000円だろうが大した差だと思えなくなってしまうのだ。今思えば、これが金銭感覚の麻痺の始まりだったのかな。

点灯も点滅もできるのだが、使う時は点灯にして点滅させないようにしている。これは自分が他の自転車のライトが点滅していると非常に目障りで、逆に危険なんじゃないかと感じているから。 

 

リアライト

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これは購入して2週間が経過して夜走ることがあったときに、結構ロードやクロスバイクに乗ってる人たちがリアライトをつけてて。基本は自動車対策なのだけど、前の自転車がリアライトをつけてくれたおかげで追突を避けることもできた。フロントライトみたいに必須ではないが、付けておいた方が確実に良い。

 

サイドスタンド

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スポーツバイクにはスタンドが標準装備されていないことが多い(らしい)。本体と一緒に購入している。ま、スタンドは普通に欲しいでしょうという今までの自転車像を引き継いでいたのと、2000円くらいだったからまあいいかと思ったというものある。

何だかんだでよく使うのでつけておいて正解だった。

 

カギ

カギは3種類つけている。

まず1つはワイヤーロック。本体購入時に一緒に買ったが2000円程度だったと思う。

最初はこれだけだった。それもただ家の駐輪場に停めておくだけで、ウチの住人しか使わないから一応鍵をかけておければOKという状態だったのだ。それが、やはり外で停めるとなるとちょっと鍵1つは怖い。そんな恐怖を払拭するべく、もう1本カギを買った。

4mmチェーンなので、まあまあの強さがあるから良いだろうと。そして、好きなところに巻いておけるのであまり邪魔にならない。普段はトップチューブのサドル側に巻いている。

それでも盗難の恐怖は止まらない。盗難に対してはあまり有効ではないが、イタズラ対策としてシートを本体に止めておくカギを買った。

ニッパーでも一発で切られてしまいそうなレベルだが、ニッパーを持つということは完全に盗難目的でサドルに近づいているわけで、これはどうしようもないところがある。だが、サドルを抜いて困らせてやろうという悪意に対しては有効なんじゃないかと思っている。

いずれにしても、「やっておけばよかった」と後で後悔したくないから買い足していっている。 

 

泥除け

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これも本体購入時に合わせて購入している。他のタイプもあったのだがつけることができず、あまりカッコよくないこれをつけることになった。

元々通勤がクロスバイクの用途だったため、店員さんに相談した際、「ちょっと雨降ったりすると泥跳ねますよ」というアドバイスがあったから付けたのだが、どうもカッコ悪い。前輪はフレームがあるからそうでもないが、後輪は背中に跳ねるとのことで、「泥跳ねで服が汚れると確実にテンション下がるな」と思ってしまったのだ。

 もう一台自転車を買ったら、そっちを泥除けなしにしても良いかと思っている。

メンテナンス用品

元々メンテナンスなんて全く考えていなくて、クロスバイクを買ってから意気揚々と仕事中の集中力が切れた時にネットサーフィンをしていて、以下のような記事を見つけまして。

machine.hatenablog.jp

 

自分はモノに手をかけるのは好きではあるのだが、「へーこんなに必要なんだ」と涙目になったorz

まずは空気入れを買わないとと思い、amazonで購入。とりあえず、これで困ってはいない。最低でもちょっと長く乗った後の次の日や週1回は空気を入れるようにしている。

合わせてAZのメンテナンスワンセットを購入。大体欲しいものも入っていたし、どれが良いかと考えるよりも、色々入っているものから発展させていこうと思って。もちろんチェーン洗浄もできる。

あとはおススメされていた手袋とクロス。手袋はMサイズを購入したが、とくに大きさに不満はない。

この手袋とクロスが自転車を綺麗にする際に本当に使える。そのままの勢いで家の中も掃除してしまいたくなるし、別に用途が自転車だけじゃなくもっと汎用的に清掃に使える(と自分に言い聞かせて購入したことを正当化している)

メンテナンスだったり、自転車をキレイにするのってなかなか楽しかったりして、これは合う合わないがありそう。

まさか本を買うほど好きになるとは思わず、購入してから1か月くらい経過してから購入している。目的はメンテナンスは何をすればよいか?とかどうやって乗ったらよいか?とかそういう基本的なことを体系的に知りたかった。そうなると、インターネットにあるブツ切れの情報ではなく、本のまとまった状態が最適な情報になるわけだ。

そんな考えから、この本を購入。得るものはもしかしたら多くないかもしれないが、これを知っておけばとりあえずOKみたいなラインが分かった。

本は必須ではないけれど、天気が悪かったりして自転車に乗れない時に本で知識を入れておいて、自転車が乗れる時やメンテナンス時にその知識を存分に生かせばいいのだ。

クロスバイクに乗って知った楽しみ

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クロスバイクに乗っていると色々なことに気付くのだが、その中でも結構大事だなと思うことを書いてみたい。価値観が少し変わってきたのは確かなので。

ちょっと遠くまで自転車で行くこと

この「ちょっと遠く」がどれだけなのか?という話で、片道1時間はちょっと遠くに当たるという感覚。クロスバイクだと時速20キロくらいは出るので15~18kmくらいの距離を走るのは体に負担も少なく気持ちよい。歩くと4時間とかかかるところを自転車だと1時間、車だと20~30分くらい。それくらいの距離に案外色々な公園や建物があるのがコンパクトにまとまった北の大地の政令指定都市の良さだななんて再発見させられている。

天気が良ければ自転車で。交通手段としての自転車ではなく、趣味としての自転車(自転車に乗ることが第一の目的)で目的地まで行くのはまた景色が違うのだ。

スピード感とトレーニング感

時速20kmくらいは重めのギアを踏めが出るし、下り坂だと40km以上出る。このスピード感はウォーキングやランニングでは味わえない。別にスピードを出すことを勧めているわけではないのだが、スポーツバイクに乗るのなら一度味わって欲しいことだ。

体に当たる風と風の音が耳元でビュンビュンいっているあの感覚は知っておいて損はない。 

 

そして、スポーツバイクはトレーニングになるのだ。よく思い出して欲しいのだが、トレーニング・ジムでウォーキングやランニングと共に有酸素運動として行われるのはバイクである。時速20kmで1時間自転車を漕ぐと大体300~400キロカロリーほどを消費すると言われている。有酸素運動としてはランニング程体に負担がなく、効率よくカロリーを消費してくれるのだ。

そんなことを知らずに真夏に自転車に乗ったら汗だくになって、あとでよく考えたらそりゃそうだと思ったのだ。

走ったことを記録すること

最初の頃は知らなかったが、スポーツバイクに乗る人たちは走った記録をとっている。高性能な何万円もするサイコンをつけていたりする例はゴロゴロ見つかるのだが、そこまでお金をかけたくないという想いもあり、とりあえずスマホのアプリで代用ができていて、結構満足している。使っているアプリはStravaだ。

Strava GPS ランニング&サイクリング
Strava GPS ランニング&サイクリング
開発元:Strava, Inc.
無料
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StravaはスマホからもPCからも見られるし、スマホのGPSをONにして走ると走行した道であったり走行距離や高度やタイムを記録してくれる。毎回何キロ走ったか分かるし、タイムを測れるのでどれだけ進歩したかも分かる。あとは自動停止機能が優秀で、信号待ちをしている時は勝手に一時停止してくれるのだ。

基本的にクロスバイクに乗る時はStravaを入れっぱなしにして、たまに見ることもあるがバッグの中にしまって記録をしている。

距離や高度やタイムが分かるとこんなに自転車の世界が違うとは思わなかった。「今週は100km走ろう」とか「あの目的地まで30分くらいだから、少し短縮してみよう」とか勝手にモチベーションを上げていくことができる。それと共に自動車のオドメーターの様に総走行距離が分かって「この自転車とこんだけ走ったんだ」という愛着が湧くとともに、メンテナンスのタイミングも計りやすくなる。 

記録すると楽しいし、今のところいいことしかない。

 

これから考えていること

これから冬場にかかってくるので、北国に住んでいるので雪が積もる。そうなってくるとなかなか乗るタイミングが減りそうである。その間をどうしようかと考えつつ、体力をいかに維持しようかは考え中。エアロバイクでも買おうかと本気で考えている。

 

あとは、自分はスピードに乗るのも好きだが、ロングライドをして遠くまで行くのが好きなんだと分かった。そして、今のクロスバイクだとちょっとロングライドが大変なのも気付いている。バーサイドバーをつけたり、車輪やタイヤを変えたりとカスタマイズするのはある程度行おうと思っているが、長距離を走りやすいロードバイクが欲しくなっている。いずれにしても来季にやろうと思っているが、ロードバイクを買うのは結構敷居が高いなと思いつつ、えいや!で買えそうな気もしている。

 

最後に

明らかにお金がかかり始めているのだけど、金銭感覚がマヒしだしたのかいろんなものをサクっと買いそうになる。買い物自体も楽しいし、クロスバイクに乗る時に今までとの違いを楽しめて1粒で2度おいしい状態。きっと、これが自転車好きの金銭感覚がオカシクなっている原因の一つなんだと思う。

 

クロスバイクに乗ることで幸せな時間は確実に増えている。もちろん、事故には気を付けなければならないし、まだ対策ができそうなことがあるのでそういうことはどんどんやっていこうと思っている。

安全に長く楽しむこと。その楽しみ方が様々な視点であること。

また自分の人生に楽しみを見つけてしまった。

 

 こちらからは以上です。

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