スポンサーリンク 女の子はぷよぷよくらいが可愛い 2016/10/10 2016/09/07~オーストリア②, ■彼女と世界二周目■ 2016年9月29日(木曜日)【オーストリア】 ヴェルス駅裏の駐車場で目を覚まし、目を開けた瞬間iPhoneに手を伸ばしてすぐにネット作業というネット依存病ですどうも。ブログを投稿したりメールの返事したりして、ある程度片付けたら歯を磨いて顔を洗ってギターを持って町に出発。今日も昨日と同じメインストリートのポジションに行き、まずは隣のケバブ屋さんで腹ごしらえ。ケバブ屋まみれのこの通りで、このお店がダントツ1番流行ってて人を集めている。ケバブって、いつものお肉、サラダ、ヨーグルトソースと、本当どこのお店も変わりばえしない味なので、どうしてこんなに人気に差が出るのか不思議だ。マジでどこも申し合わせたように同じ味。良く言ったらこれ以上いじれないくらいシンプルに完成された食べ物。悪く言ったらみんな工夫しない。ベルリンで食べたケバブ発祥のお店はすごく美味しかった。ポテトとパプリカの炒め物とかチーズとか香草とかが絶妙にミックスされていて、あれは確かに行列作る価値があった。まぁ、もちろんいつものシンプルなケバブで充分美味しいんだけどね。路上を始める前に向かいのカフェに挨拶がてらカプチーノを買いに行くと、昨日コインを入れてくれたお姉さんが、あらー!今日もやってね!!と笑顔を向けてくれた。そしてカプチーノを注文したんだけど、お金を払おうとしたら、これはお店からだからお金はいいわ!素敵な演奏をありがとうね、と言ってくださった。めちゃくちゃありがたい…………俺はカフェの向かいで演奏していて、テラスでコーヒーを飲んでるお客さんたちがお金を入れに来てくれる。お礼を言わないといけないのはこっちのほうだ。確かにヨーロッパでは、うちのカフェで演奏してくれない?というオファーはよくもらう。夜の町を歩けば、レストランやバーで弾き語りの生演奏をやってる店はとても多い。日本に比べて、人々はみんなライブミュージックとの距離が近い。ということはこのカフェからしたらギャラを払わないでストリートミュージシャンが、ちょうど向かいで演奏してお客さんを楽しませてくれているという状況なのかもしれない。お、この曲好きなんだよ、って感じで通行人が足を止めてそのままカフェのテラスに座るパターンも結構起きてる。もちろんこっちの都合のいい考え方だけど。チップが苦情に変わらないようしっかり演奏しなきゃな。というわけで路上開始。相変わらずカフェのお客さんはチップを入れに来てくれるけど、通行人たちの反応は良くない。んー、微妙だなぁヴェルス。こりゃ週末までここにいようかと思っていたけど、大事な週末をここで使うのはもったいないかもしれないなぁ。今こうして同じエリアをゆっくり動いているのには理由があって、実はもう少ししたらとある日本人の旅人さんと会う約束をしている。なのでこの辺りで約束の日までなんとか稼いでないといけないんだけど、リンツとヴェルスが微妙だったのは誤算だったなぁ。まぁなんとかなるか。なんとかしないと。それにヨーロッパに入ってから、現地に在住の日本人のかたにはお会いする機会はあっても、ホテルに泊まらないのでバックパッカーなんかの旅人さんに会うことがまったくなくなっていたのでものすごく楽しみ!!旅話とかできるなぁ、一緒にビール飲めるなぁ、楽しみだなぁ。どんな人なんだろうねー、会ったらどんなことするー?とカンちゃんと話していたら、またついつい休憩時間が長くなってしまい、今日も2時間半で路上は終了。あがりは113ユーロ。13000円。カフェのスタッフさんに挨拶に行ったら、アイス食べて行きなさいー!!とサービスでアイスくれそうになったのでさすがに遠慮しといた。スタッフのみなさん、ありがとうございました!!スーパーに寄ってビールとかを買って車に帰り、それから作業時間。カンちゃんは今日も可愛くて、私フミ君の横でパソコンいじってるだけなのになんでこんなに眠いんだろー、不思議だなぁー、とモゾモゾしている。カンちゃんは可愛い。でもずーーーーーーーっと一緒にいると、1日のうちトイレ時間以外、23時間55分くらい一緒にいると、いつの間にか相手への要望は増えていく。なんでこれができないの?なんでこれが分からないの?って冷たく言ってしまう時があるもの。それを言ってしまってる自分に気づいて、ハッとしてしまう。今の言い方、冷たかったかな、悲しんでないかな、って反省するんだけど、それでもまた言ってしまうんだから成長しない。「カンちゃんごめんね、俺冷たい言い方してるよね、カンちゃんのこと大好きだからね。」「えー待ってー、それって私のほうが思うわー。私のほうがフミ君に冷たい言い方してること多いなぁって反省するわー。」いや、俺は全然そんなこと感じてない。でもカンちゃんはそう俺のことを気遣ってくれている。よかった。この状態すごく大事だと思う。お互いが、私のほうこそゴメンって思える状態。自分はこんなにしてるのに、自分ばっかり苦労してるのに、自分はこんなに相手を気遣ってるのに!!っていうふうに自分自分って思い出したらかなりヤバい。一方がその鬱憤をぶつけたら相手だって、それ言われたらこっちだってなぁ!!って眠ってる不満が掘り起こされて正面衝突だ。喧嘩が絶えなさそう。相手を優しい人にするのも、怒りん坊にするのも自分の思いやり次第だったりするのかもしれない。気をつけないとな。「カンちゃん明日のお昼なに食べたいー?」「んー、なんでもいいよー。ていうか私ダイエットするし!!」「ぷにぷにくらいが可愛いって言ってるやん。大丈夫だって。これくらい二の腕がぷよぷよしてるくらいが健康的だよ。」「ああああああ!!デブって言われてもうたあああああ!!!」女子はぷよぷよくらいが可愛いです。