久慈で地籍調査誤登記、税過大徴収(2016/08/30 09:00)
久慈市は29日、1969年度に実施した地籍調査で1区画の面積を誤って過大に登記し、地権者に対し長年にわたり固定資産税を多く課税、徴収していたことを明らかにした。最大で42年間、税を過大徴収していた可能性があるが、時効により全額は還付できないという。市はミスを認めた上で事態を重く捉え、国家賠償法に基づき過去20年間分の税額と還付加算金として、地権者に損害賠償金625万3338円を支払うことで合意した。
久慈市は29日、1969年度に実施した地籍調査で1区画の面積を誤って過大に登記し、地権者に対し長年にわたり固定資産税を多く課税、徴収していたことを明らかにした。最大で42年間、税を過大徴収していた可能性があるが、時効により全額は還付できないという。市はミスを認めた上で事態を重く捉え、国家賠償法に基づき過去20年間分の税額と還付加算金として、地権者に損害賠償金625万3338円を支払うことで合意した。