ポケモンGO 夜の公園で熱中する大勢の人 懸念の声も

東京都内の公園では、ふだんは人が少ない夜になってもスマートフォンを使ったゲームアプリ「ポケモンGO」に熱中する大勢の人の姿が見られ、周辺の住民からは驚きとともに懸念の声も上がっています。
「ポケモンGO」は、スマートフォンのカメラとGPS機能を使って実際の風景の中に現れたキャラクターを捕まえるゲームで、若者を中心に人気が高まり、23日も各地でゲームに熱中する人の姿が見られました。
このうち、東京・世田谷区の住宅街にある公園では、午後8時をすぎても、あちらこちらでスマートフォンを手に立ち止まりプレーに熱中する人の姿が見られました。
公園で4時間ほどプレーしていたという25歳の会社員の男性は「レアなポケモンがいると聞いて来ました。多くのポケモンを捕まえ、強くすることができたので満足です」と話していました。
一方、この公園では、ふだんの夜は訪れる人も少ないということで、周辺に住む住民からは驚きとともに懸念の声も聞かれました。
犬の散歩に訪れた近所に住む女性は「夜にこんなに人が集まっているのは初めてで、ちょっと異様な感じでした。皆さん、スマホばかり見て前を見ていないので、ぶつかりそうになって怖いです。しばらくは、公園は避けようかと思います」と話していました。