【聚 Party】600人が集い豪華ゲストとステージに酔う

第8回桜りん会

2010.05.11


「第8会桜りん会」【拡大】

 東京・池袋駅西口で最も顔が広い女性として知られる本田實恵子さん(63)=写真(左)から2人目=が主催する、人気のチャリティーディナーショー。毎回、豪華なゲストが話題で、今年も600人収容の会場が超満員となる大盛況だった。

 本田さんは演歌歌手「おりん」として活躍するかたわら、昼は豊島区社会福祉協議会議員、同観光協会理事、夜は池袋駅西口の飲食店「都会(まち)」など2軒を掛け持ち経営するなど精力的な活動を続けている。「桜りん会」(おうりんかい)の名称は、「おりん」をもじったものだ。

 ゲストは本田さんと親交のある著名人。今年は、同会名誉会長に就任したタレントのデヴィ夫人=同3人目=や特別ゲストの歌手・美川憲一=同4人目=、ロカビリーの山下敬二郎、“元祖三人娘”の雪村いづみ、役者の沢竜二ら20人以上の芸能人のほか、関取の琴奨菊、さらに政界からも石破茂・元農水相や小池百合子・元防衛相、太田昭宏・前公明党代表らが駆けつけた。

 同会最高顧問で東進通商会長の下根弘氏=同(左)=と同郷(鳥取市)のよしみで毎年欠かさず参加しているという石破氏があいさつ。本田さんの座右の銘に引っかけ、「鶴は千年、亀は万年。でも、鳩は1年ですよ、皆さん」と混迷続きの鳩山内閣を皮肉り会場は大爆笑となった。

 ステージでは先の大物歌手らに加え、「日本一若い61歳」を自称する群馬・万座温泉の老舗旅館「日進館」代表取締役会長、黒岩堅一氏=同(右)=が、歌手・泉堅として登場。自作の曲「大切なあなただから」を熱唱し、来場者の喝采を浴びた。

 集めた会費は、本田さんと親交の深い高野之夫・豊島区長、坂本健・板橋区長、レンツェンドー・ジグジット駐日モンゴル国特命全権大使、本田さんの出身地である栃木県那須烏山市の大谷範雄市長に寄贈。下根氏が「来年も、今年以上に盛大な桜りん会(の開催)を約束します」と締めくくり、4時間にわたる華やかなステージは幕を閉じた。

(小川健)

 

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