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 大阪・中之島で朝日新聞社と竹中工務店が建設中の超高層ビル「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」(西棟)の鉄骨が地上41階の最上階まで組み上がり、24日、現地で上棟式があった。2017年春の完成予定で、4年前に完成した「中之島フェスティバルタワー」(東棟)と併せ、国内最高峰の高さ200メートルのツインタワーとなる。

 朝日新聞社の渡辺雅隆社長、竹中工務店の竹中統一会長、日建設計の岡本慶一会長ら関係者約50人が参列。最上部に組み込む鉄骨の梁(はり)にボルトとナットを入れる「鉸鋲(こうびょう)の儀」、梁を引き上げる「曳綱(ひきづな)の儀」を執り行い、これまでの工事の安全を感謝し、建物の無事を祈った。

 「ウエスト」の地下1階~地上2階にはレストランやカフェ、セレクトショップなど約20店舗が展開。4階には中之島・香雪美術館(仮称)が入り、東棟のフェスティバルホールとともに文化の発信拠点となる。最上部にラグジュアリーホテルを構え、東棟と合わせ1万2千人が働く「フェスティバルシティ」が誕生する。