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 開催中の大阪アジアン映画祭で、台湾映画「軍中楽園」が日本初上映されました。中国大陸からわずか数キロしか離れていない台湾・金門島にかつて実在した軍の慰安所が舞台になっています。

 1969年、中国との緊張関係を常にはらみ、砲撃が絶えない金門島に配属された新人兵シャオバオ(イーサン・ルアン)。精鋭部隊「海竜」に入り特訓を受けるのですが、カナヅチであることが判明して「831部隊」に配属されます。

 それは実は軍公認の慰安所、通称「軍中楽園」でした。シャオバオは女性目当てに押し寄せる兵士たちの受け付けや順番の管理をし、女性たちの日常の世話をすることに。彼女たちがさまざまな事情の末に軍中楽園に来たことを知り、無邪気な若者だったシャオバオは内面的に成長を遂げていきます。

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