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旭化成建材社長「データ改ざんのくいは70本」
10月16日 23時08分

旭化成建材社長「データ改ざんのくいは70本」
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横浜市のマンションで建物を支えるくいの一部のデータが偽装されていた問題で、問題となっているくいの工事を請け負った「旭化成建材」の前田富弘社長は住民説明会のあと、報道関係者の取材に応じ、強固な地盤に届いていなかったものやセメントの量が改ざんされたものを合わせると、データが偽装されたくいは、合わせて70本に上ることを明らかにしました。
「旭化成建材」の前田富弘社長は、16日夜の住民説明会に出席したあと記者団に対して、「マンションの住民の方に大変ご迷惑をおかけし、大変申し訳なく思っている。施工不良、データの改ざんに関して、われわれの責任は重大だと考えており、今後、住民の方に安心して住んで頂けるように誠心誠意つとめていきたい」と述べました。
また、前田社長は、くいが強固な地盤に届いていなかったものやセメントの量が改ざんされたものを合わせると、データが偽装されたくいは、合わせて70本に上り、いずれも同じ機械のオペレーターと現場の施工管理者が担当していたことを明らかにしました。
さらに前田社長は「この施工管理者に合わせて20時間余り事情を聞いたが、本人はデータの資料はなくしたと話している。固い地盤に届いていないくいはないと本人は言っているが、実際に地盤に届いていなかった8本のくいについては、届いていないことを知っていたのに隠そうとした可能性が高いとみられる」と述べました。
そのうえで、前田社長は外部の第三者機関に調査を依頼する考えを示しました。

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