大賞に慰安婦応援作品=第3回在外同胞写真コンテスト

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 在外同胞財団(チョ・ギュヒョン理事長)主催の光復(日本による植民地支配からの解放)70周年記念「第3回在外同胞写真コンテスト」で、米国在住のシン・ジェドンさんの作品「121コーカス万歳」が大賞に選ばれた。

 この作品には、従軍慰安婦を象徴する「平和の少女像」の隣に座り、太極旗(韓国国旗)を振る子どもの明るく天真らんまんな姿が写っている。「歴史の被害者である慰安婦を慰め、応援する写真で、光復70周年の意義がよく表現されている作品だ」と評価された。

 同財団は「写真作品名『121コーカス万歳』は米下院の従軍慰安婦決議案(HR121)可決8周年にあたって日本の安倍晋三首相に謝罪を促す米国議員の会結成推進を歓迎する気持ちが込められており、格別の意義と感動を伝えた」と紹介している。

 また、優秀賞にはニュージーランド在住クォン・ヨンドンさんの「ありがとうございます、愛しています」が選ばれた。このほか、「象毛踊り(農楽踊りの一種)」「テコンドー」「韓国が好きな女の子の笑み」「戦争の痛みを想起させるレーンビクトリー号」「光復節行事写真」など11作品が入選した。

 今回のコンテストには世界26カ国に住む同胞105人の作品594点が出品された。優秀作品130点余りは来月1日から1週間、ソウル・鍾路の普信閣公園で展示される。

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