東京六大学野球の法大やプロ野球の南海、巨人などでプレーした富田勝(とみた・まさる)さんが26日、死去した。68歳だった。葬儀は29日午後1時から大阪市阿倍野区阿倍野筋4の19の115の大阪市立やすらぎ天空館で。喪主は長男大介(だいすけ)さん。

 法大では三塁手として活躍し、1968年秋のドラフト1位で南海に入団。同じくドラフト1位でプロ入りした田淵幸一氏、山本浩二氏とともに、「法政三羽ガラス」と呼ばれた。プロ実働13年で1303試合に出場、1087安打、107本塁打、451打点。中日に移籍した81年に史上2人目となる12球団からの本塁打を達成した。