世界史用語解説 授業と学習のヒント
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常任理事国
国際連合・安全保障理事会の常任理事国はアメリカ・イギリス・フランス・ソ連・中国(中華民国)の五大国で発足した。この五大国は拒否権を持つなど、特別な地位が与えられている。
国際連合
の
安全保障理事会
の常任理事国は、1945年6月の
国際連合憲章
では、中華民国、フランス、ソヴィエト社会主義共和国連邦、グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国(イギリス)及びアメリカ合衆国とされていた。中華民国は、1971年に中華人民共和国に交替し(中華民国=台湾は国連から追放)、ソ連は1991年に崩壊した後、ロシア連邦が継承した。常任理事国は、大国一致の原則に基づいて、
拒否権
が認められている。
現在の米・英・仏・ロシア・中国を「P5」と言うこともある。このいずれもが核兵器所有国であり、
核拡散防止条約
(NPT)で核保有が認められている。
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ノートの参照
第16章1節 ア.戦後の国際政治・経済秩序
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