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【北朝鮮拉致】昭和40年代の北海道に何が? 14~20歳の女性5人が次々に失踪 家出などの動機なく…

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【北朝鮮拉致】
昭和40年代の北海道に何が? 14~20歳の女性5人が次々に失踪 家出などの動機なく…

 城崎さんの調査を通じ、調査会関係者はあることが非常に気になったという。昭和40年代前半に北海道で若い女性が姿を消す事案が集中して発生していることだ。この時期に失踪した特定失踪者は氏名などを公表している人だけでも、城崎さんを含めて5人に上る。

 ほかの4人は昭和42年1月に釧路市で失踪した吉田雪江さん(66)=失踪当時(17)▽42年10月に常呂(ところ)町(現北見市)で行方不明になった中学生、岡田優子さん(62)=失踪当時(14)▽43年12月に網走市で消息を絶った高校生、国井えり子さん(63)=失踪当時(17)▽44年3月に美唄市で失踪した看護師、長谷川文子さん(63)=失踪当時(17)。いずれも自らの意思で行方をくらます事情はなく、調査会が北朝鮮による拉致の可能性もあるとして、調べている失踪者だ。

失踪場所付近に存在する北朝鮮工作員潜入ポイント

 5人から少し時期ははずれているものの、昭和46年に北海道から姿を消した失踪者もいる。瀬棚町(現せたな町)の金物店員、名取志津子さん(63)=失踪当時(19)。今回の調査会の現地調査では、名取さんも調査対象の一人だった。

 名取さんは当時、瀬棚町に隣接する北檜山町(現せたな町)で姉夫妻が経営していた金物店に勤務。そこから自宅に戻る途中で行方不明になった。

 名取さんの実家があった瀬棚町には、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の元幹部が著書の中で、北朝鮮工作員との「接線ポイント」として選定した「ロウソク岩」がある。

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