14日、韓国政府が「慰安婦が強制連行された証拠はない」と発言し、韓国で批判が相次いでいる。資料写真。

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2015年4月14日、韓国・マネートゥデイによると、韓国政府が「慰安婦が強制連行された証拠はない」と発言し、韓国で批判が相次いでいる。

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韓国女性家族部はこのほど、日本政府の歴史歪曲(わいきょく)に対応するため、小中高生別ワークブックと映像・パワーポイントなど教師用の資料で構成される教材を制作した。しかし、教師用の教材の中で慰安婦が「自分の意思に反し、慰安所に動員された女性たち」と説明されており、「『強制的』という言葉よりも謙虚で柔らかい表現を使用して、日本側に有利に記述している」との指摘が相次いだ。

これについて、女性家族部の関係者は「慰安婦問題で重要なのは、慰安所の中で『性的暴力』という悲惨な行為があったということ」と説明。また、「『強制動員された』という証拠はないので、その表現を直接的に入れることは難しい」と述べた。

これに対し、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「前々から無能だとは思っていたが、ついに狂ったようだね」
「だから『親日政府』というレッテルを貼られてしまうんだ」
「女性家族部は慰安婦被害者のために作られたんじゃなかったの?」

「日本の情報をもとに制作したのか?」
「生きて戻って来た慰安婦被害者の証言が何よりの証拠!」
「安倍首相が執筆した小説の内容かと思った」

「女性家族部ではなく、日本家族部に改名しろ」
「この国の政府は日本のための政府か?それとも米国のための政府か?」
「韓国国民が一つになれていないのに、日本に勝てるわけがない」
「韓国人の敵は韓国内にいる」
「不思議の国の歴史教科書…。もういい加減にして!」(翻訳・編集/堂本)