中国系住民ら、サンフランシスコに慰安婦像設置を推進

 米カリフォルニア州サンフランシスコで、中国系の住民たちが旧日本軍の従軍慰安婦像設置を推進していることが分かった。

 これは、中国国営「中国新聞社」の電子版「中新網」が16日、「中国系住民たちが14日(現地時間)にサンフランシスコのチャイナタウン中心部にあるポーツマス広場に従軍慰安婦像を設置することを目標に署名運動を開始した」と報じたものだ。

 署名運動は14日から今月末まで行われ、署名が書かれた請願書は市議会に提出される予定だ。

 今回の署名運動は米国華商総会など複数の大きな華僑団体が推進、中国系のエドウィン・リー・サンフランシスコ市長の支持を得ていると言われている。

 推進委員会は従軍慰安婦像設置を通じ、旧日本軍により強制的に性奴隷にされた数十万人のアジアの女性の痛みを記憶し、日本に歴史問題の反省を促すよう求めると主張している。

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