双子ダウンちゃんのママのブログ

ブログの説明を入力します。


テーマ:

赤ちゃんが親を選んで産まれてくるとよく言います・・・


うちの優馬と風馬もきっと私と私の旦那を選んで産まれてきてくれたのでしょうヾ( ´ー`)


私たち夫婦は、2人を身ごもった時、ダウン症の検査をしようと話し合っていました。


障害をもって産まれてくることが、本当に幸せなのかどんなに大変なことなのか新しい命として誕生するのなら健康な子供として産まれてきたほうがきっと子供のためにもいいのだろうと思っていたからです。


ではなぜ2人が誕生したのか・・・


結婚の約束をしてお互いの両親に挨拶に行ったあとすぐに自然妊娠が分かりました。


妊娠が分かり産婦人科に通っていましたが、順調に14週目に入った時でした。


ダウン症の検査の申し込みが15週までだったのでもちろん申し込みするつもりでした。


その日から下からのエコーから、お腹の上からのエコーになったのですが、先生がエコーを当てながら何度も何度も不思議そうな顔でお腹の状態を見ていて「ツインじゃないよね?おかしいな・・・・」

と看護師さんと話を始めたのです。


話の内容はお腹の中に、頭が2つあるというものでした。


突然の事で、私は不安と恐怖で血の気が引くのが分かりました。


今日まで見てきたエコー写真には一人しか写っていなかったですし14週まで双子だとは言われていなかったので一番に思ったのが1つの身体に頭が2つの子供が出来てしまったのかと・・・・・


その後、長い間エコーで検査されている間も目から涙が止まりませんでした。


なんで・・・私の大切な赤ちゃんがこんな目にと。


「なんで、こんなに大きくなるまで分からなかったのだろう?ん?でもちゃんと背骨も2つあるしちゃんと身体も分かれているみたいですよ。大丈夫!双子ちゃんですね」


その言葉が出た時は本当に安心しました・・・

先生もこんな大きくなるまで気がつかなかったなんて申し訳ないと言っていました。


もしかしたら・・・

その何日か前に那須のステンドグラス美術館の教会に旦那と行って来たのでその時に天使がお腹の中に入って来たのかななんて思ったりもしました(笑)


双子だということで個人の産婦人科ではなく大きな病院に移動して下さいと言われその日は帰らされて小児医療センターに予約を入れてもらいました。


帰り道、さっきの恐怖はすっかり忘れ、今度は驚きと喜びで急いで、旦那と母親に連絡を入れました。


どちらの家系にも双子はいないので信じられないようで、とっても喜んでくれました。


2つの命が私たちを選んで産まれて来てくれる!

私の子供はこれから産まれたときからどんなことも一緒に乗り越えて行ける一番の仲間がいるから寂しくないんだな~良かった~♪と思いました。



その週の金曜日に新しい病院に行き新たに見てもらい一卵性の男の子だと分かりこれからのリスクや危険性の説明も受けました。その日にダウン症の検査の話をしたのですが、15週を過ぎてしまったということと、双子なので羊水検査で針をさすのが危険性が高いということとまだ33歳なので大丈夫なのではないかと言うことをお医者様から言われました。


もっと簡単に出来る検査だと思っていたのでその時に私は、すでに大きくなってきているお腹の赤ちゃん、双子として私達を選んで来てくれた赤ちゃんを検査で失うことなんて考えられなくなっていました。


 この子を産もう。どんなことがあっても私が守って行こう。たとえ障害があっても必死に大きくなろうと頑張っている2人の命を殺すことなんて出来ない、しちゃいけない。もし障害があっても私達なら育ててくれると思って選んでくれたんだからきっと乗り越えられると思い、検査を望んでいる旦那を説得し検査を受けるのをやめることにしました。


その後の、定期健診も特に異常はなく、ダウン症の子供に現れるコブや、心音の異常などもみられませんでしたので、少し安心していました。手足が短い事で疑われる事もあるそうなのですが、うちは双子だったのでもともと身体が小さく基準がないので分からなかったみたいです。


今、ちょっと不思議に思うのが、途中から3Dエコーで顔を見せてもらえなくなったのでその時は患者さんが多いので時間がないからかと思っていたのですが、もしかしたら途中からお医者さんも気づいていたのでお顔もはっきりしてきてばれてしまわないように見せなかったのかなぁとも思ったりもしてしまいますが・・・∑(-x-;)


とにかく少し小さめだけど順調と言われていたので、安心していたのですが・・・

8ヶ月に入り、サロンでお仕事をしていた時に、急におしっこのような水が出てくるのが分かりました。

あっっ!尿漏れだ~!しかも結構出ちゃったっ!と私は尿漏れだと思い慌ててトイレに行き夜用のナプキンをあてました。でも2枚、3枚と変えても全然足りない・・・

さすがにこれはおかしいと病院に慌てて電話しました。


「あの~、尿漏れか破水か分からないのですが、大量に水が出てしまったので心配になりまして・・・」


「それでは、一応入院の準備をして病院にいらして下さい。」


と言うことで1回自宅に帰り、旦那に病院に送ってもらいました。


「おしるしのようなものも出てますので、破水ですね。このままだと赤ちゃんが感染で危険な状態になってしまいますので出産準備をしましょう。」


また急なことでびっくり!もう夜の8時を回っていたのですが急いで両親に電話し来てもらうことに。


ところが「うちの病院がいっぱいで近くの病院もどこも空いていないので、桐生の病院に救急車で行ってください。」


と住んでいる所から一時間もかかる病院に転院することに。


なんで、私は病院をたらい回しにされるのだろう・・・


手続きを旦那にしてもらい私は救急車で移動し新しい病院で両親と旦那と合流したのはもう夜中でした。


「週末に陣痛が来てしまうと人手が足りないので、明後日帝王切開での出産となります」と言われその日は両親と旦那には帰ってもらいその日から入院することになりました。


 夕飯も食べずに仕事終わってそのまま病院だったのでお腹がすいていたのですが、不安で食欲もなくポカリを買ってきてもらいその日は寝ました。


次の日から検査や手術のために2日間何も食べられなくてほんと辛かったのを覚えています。


11月15日朝10時から手術開始。


帝王切開だったので、意識のある中、1人目優馬が誕生。大きな泣き声で出てきたので安心しました。

その後、2人目風馬が誕生。風馬は鳴き声が聞こえず顔も見ずにすぐに連れて行かれてしまいました。


私の、初めての出産はママになったあの時から、不安と自分との戦いがスタートしました。


続く・・・

















































いいね!した人  |  コメント(0)
PR
同じテーマ 「ブログ」 の記事

[PR]気になるキーワード