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リハビリ用歩行支援ロボ トヨタ開発
20医療機関で臨床
トヨタ自動車は28日、脚が不自由な人のリハビリを助ける歩行支援ロボットを開発したと発表した。
脚に装着して利用するもので今秋から20の医療機関に有償で提供する。臨床研究を踏まえ、早期実用化を目指す。
歩行支援ロボは、荷重センサーで脚にかかる力の強さを測りながら、脚を前方に振り出したり、ひざを伸ばして体を支えたりする動きを助けるものだ。回復度合いに応じてロボットが補助する力を自動で調整するほか、関節の角度などからうまく歩けているかを音や映像で知らせ、効率的に歩き方が練習できるという。
トヨタは2007年末から藤田保健衛生大(愛知県豊明市)と共同で、介護・医療支援向けのロボット開発を進めてきた。今回、体の重心を前後左右に移動させる練習ができるバランス練習用のロボットも開発しており、今後、体の不自由な人をベッドからトイレなどに運べる介護ロボットなども実用化する方針だ。
(2014年5月29日 読売新聞)
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