大リーグのパイレーツで7年連続本塁打王に輝くなど活躍し、米野球殿堂入りしたラルフ・カイナー氏が6日、老衰のため米カリフォルニア州の自宅で死去した。91歳だった。

 カイナー氏はパイレーツで大リーグにデビューした1946年に23本塁打でタイトルを手にし、52年まで7年連続で本塁打王を獲得。49年には54本塁打、127打点で2冠に輝いた。カブスなどでもプレーし、55年限りで引退。大リーグ通算成績は1472試合で1451安打、369本塁打、1015打点だった。

 75年に米野球殿堂入り。背番号4はパイレーツの永久欠番になっている。(時事)