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JR川崎駅で回送電車が横倒し 2人けが
2月23日 11時06分

JR川崎駅で回送電車が横倒し 2人けが
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23日未明、川崎市のJR川崎駅の構内で、回送電車と作業用の車両が衝突して、回送電車の1両目と2両目が脱線・横転し、乗っていた運転士と車掌の2人が頭などに軽いけがをしました。
この事故の影響で、JR京浜東北線は、事故から9時間近くたつ今も一部の区間で運転を見合わせています。

23日午前1時すぎ、川崎市のJR川崎駅の構内で、東京方面に向かう京浜東北線の北行きの線路を走っていた回送電車と、資材を運搬する作業用の車両が衝突しました。
この事故で、回送電車の1両目と2両目が脱線・横転し、JR東日本などによりますと、回送電車の34歳の運転士と25歳の車掌が頭などに軽いけがをしました。
事故を受けてJR東日本横浜支社は23日朝早く記者会見を開き、謝罪しました。
JRによりますと、回送電車は横浜市の桜木町駅を出て東京の蒲田駅に向かい、ダイヤどおりに運行していました。
しかし、川崎駅の改良工事に使う資材を運搬する作業用の車両が、工事の予定時間前に線路に入っていたため、衝突したとみられるということです。
警察は、回送電車の運転士やJRの関係者などから事情を聞くなどして、原因を詳しく調べています。
また、国の運輸安全委員会も調査官2人を派遣し、事故の原因を調べています。
JRでは事故現場に大型機械を運び込み、衝突した電車などを撤去したいとしていますが、作業がいつ終わるかの見通しは立ってないとしています。
JR東日本によりますと、この事故の影響で、JR京浜東北線は蒲田と鶴見の間で、北行き・南行きともに始発から運転を見合わせています。
このほかの区間では折り返し運転をしていますが、全線の復旧にはかなりの時間がかかる見通しだということです。
一方、同じ区間を並行して走るJR東海道線は、ほぼ平常どおり運転しています。
また、川崎駅に乗り入れているJR南武線は平常どおり運転しています。

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