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経済
「うめきた2期開発」に応募へ 大学誘致のアイデアも 三菱地所
2013.10.29 07:00
[再開発]
JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた」(大阪市北区)の2期開発区域について、不動産大手の三菱地所が大阪市などが民間から募る計画提案に応募することが28日、分かった。同社はうめきたで4月26日にオープンした複合ビル群「グランフロント大阪」の開発を主導した実績もあるだけに、有力な候補になりそうだ。
2期区域はグランフロントの西隣にあり、面積は阪神甲子園球場の約4・3倍にあたる約17万平方メートル。平成34年ごろに大阪駅付近にJRの新駅ができる予定だ。応募に名乗りを上げた企業が明らかになったのは今回の三菱地所が初めて。
2期区域の開発では、大阪府と市が木々を植えた「緑化」をキーワードにしたまちづくりを進める方針を打ち出しているが、詳細な提案は民間から募集して決める。三菱地所は現在、社内で複数案を検討。産学連携を推進するため、医療などの最先端技術を研究している大学の誘致を想定した施設建設のアイデアも浮上しているという。
提案は12月に募り、来年3月末までに10社程度に絞り込む。基本計画は平成26年度中にまとめる。27年度にも2次募集を行い、開発に携わる事業者を最終決定する。
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