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[ NEWS ] 2013年11月21日(木)
大阪・御堂筋の社会実験に自転車通行空間が登場
今後の御堂筋の交通形態をどうしていくかを検証する社会実験が実施される
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今後の御堂筋の交通形態をどうしていくかを検証する社会実験が実施される
 大阪・御堂筋の東西に5mずつある側道で自動車などの通行を規制した際の交通影響を調査する社会実験を大阪市が23日から7日間行う。24日の12時から19時までは自転車通行空間も確保され、自転車利用の頻度や人数なども調査される予定。管轄区域となる大阪市中央区の柏木陸照区長は「この実験で御堂筋を利用する人にとって自転車がどのような存在であるのか調査される。自転車の存在感が多ければ多いほど、にぎわい空間づくりに自転車の存在が反映される。自転車は大阪市民にとって足となる重要な存在。自転車に前向きな調査結果になるといい」とコメントしている。

 御堂筋は1937年に完成し、約4kmにわたってキタの梅田とミナミの難波を結ぶ大きな道路。「大阪の大動脈」などと呼ばれ多くの人に親しまれている。7車線全部が南に向かっての一方通行で、両側には銀杏並木をはさんで1車線の緩速道路があり、本線は5車線、地下には地下鉄の御堂筋線が走り、多くの人々が行き交っている。
 その大きさと利便性、経済性などから御堂筋とその周辺エリアは、「グランドデザイン・大阪」として、大阪の魅力・集客力を活かす空間としても力が入れられている。今回の社会実験の結果を検証したうえで、側道を活用した空間再編に取り組んで行く予定だ。
 御堂筋サイクルピクニックなどを筆頭に「御堂筋に自転車レーンを作ってほしい」という声はサイクリストだけでなく一般市民のあいだでも要望声高い。この実験期間中に御堂筋を訪れて、銀杏並木を眺めながら自転車の存在ピールをする人が多ければ御堂筋に自転車通行帯も登場する可能性も。
 実施期間は12月23日から29日で、御堂筋の新橋交差点〜難波西口交差点間の東西側道を閉鎖。自動車や軽自動車は荷降ろしなどの自動車以外通行ができなくなる。社会実験初日となる23日にはにぎわい活動としてストリートパフォーマンスやよさこい踊り、食の魅力発見などが行われる。

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