［経済］開業２カ月、にぎわい続く　あべのハルカス近鉄本店（2013.8.12 18:22）

　近鉄百貨店の本店は１３日、高さ３００メートルと日本一の超高層ビル「あべのハルカス」（大阪市阿倍野区）にオープンして２カ月になる。７月の来店客数は旧店舗の前年同月の約１・８倍、売上高は約１・３倍だった。開業当初と比べるとやや落ち着いたが、にぎわいが続いている。

　来客が目立つのは、飲食店街や、地下の食品売り場。広報担当者は「飲食店街の７月の売上高は全体で３割以上も予想を上回った」と説明した。

　お盆や夏休み時期の８月も、多くの人に訪れてもらおうとさまざまな催しを企画している。１５日～２１日に、中高年層に１９６０～７０年代の音楽などを懐かしんでもらう「青春プレイバック展」を開催。ビートルズ関連のアイテムやレコード、雑誌など計千点を展示する。

　広報担当者は「百貨店に来ること自体を楽しんでほしい」と話す。