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2013年8月11日(日)

「慰安婦」問題解決に全力

韓国 記念式典に笠井氏出席

「ナヌムの家」

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志位委員長メッセージ

写真

(写真)式典会場で「慰安婦」被害者と話し合う笠井議員(右)=10日、広州(韓国・京畿道)

 韓国の日本軍「慰安婦」被害者が共同生活する京畿道・広州市の「ナヌムの家」で10日、同施設の設立21周年と併設する「日本軍『慰安婦』歴史館」開館15周年を記念する式典が開かれました。日本からは、日本共産党を代表して笠井亮衆院議員が来賓として出席してあいさつ。志位和夫委員長のメッセージを代読し、「慰安婦」問題解決のために全力を尽くすと強調しました。(メッセージ全文)

 志位委員長はメッセージで、「『慰安婦』問題の解決は、被害者の方々の年齢を考えても、緊急の課題」と指摘。日本政府は、韓国政府が1965年の日韓請求権協定に基づいて求めている政府間協議に応じるべきだと述べました。

 世界で日本の右傾化への懸念が強まっているなか、日本共産党は91年の歴史を持ち先の参院選で躍進した党として、歴史をゆがめる逆流とたたかい、「日本の政治をアジアや世界から歓迎される方向に転換させる」と表明しました。

 「ナヌムの家」代表理事の宋(ソン)月(ウォル)珠(ジュ)大僧正(前大韓仏教曹渓宗総務院長)は、「志位委員長のメッセージはよく練られた内容で、ありがたく思う」と謝意を表しました。

 式典には日韓両国から約300人が参加。笠井氏は式典に出席した10人の「慰安婦」被害者と昨年10月以来の再会を喜び合い、被害者から次々と「今後もがんばってほしい」と声をかけられました。韓国の国会議員らとも交流し、「慰安婦」問題解決のために協力し合うことを確認しました。


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