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甲府40.6度、高知40.4度=東京は9年ぶり38度超―猛暑日最多・気象庁

時事通信 8月11日(日)13時50分配信

 日本列島は11日も太平洋高気圧の影響で強い日差しとなり、気温が上昇した所が多かった。気象庁によると、午後2時37分に甲府市で40.6度、同1時35分に高知県四万十市で40.4度を観測した。10日は両市で40.7度を観測しており、2日連続で40度超となった。東京都心では38.3度と、9年ぶりに38度を超えた。
 30度以上の真夏日となった所は700地点、35度以上の猛暑日は297地点で、いずれも今夏最多となった。全国927観測地点のうち、それぞれ8割弱と3割強を占めた。
 最高気温の全国3位以下は、千葉県茂原市39.9度、浜松市中区と天竜区39.8度、岐阜県多治見市と山梨県甲州市39.5度。
 日本列島は大気の低層から上層まで高気圧に覆われているほか、前日から熱が蓄積されており、高温が続いた。午後は雨が降り、気温の上昇が抑えられた地域もあった。
 気象庁は12日についても関東甲信から沖縄にかけて高温注意情報を発表し、熱中症対策や健康管理に十分注意するよう呼び掛けている。
 11日の主要都市の最高気温は、仙台32.6度、名古屋37.3度、大阪37.6度、福岡36.6度。
 連日の40度超は、2007年8月15日に群馬県館林市で40.2度、同16日に埼玉県熊谷市と多治見市で史上最高の40.9度、同17日に多治見市で40.8度を観測したことがある。 

最終更新:8月11日(日)23時13分

時事通信

 
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