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2009/08/14

「大丈夫、とスピノザは言う」

 8月13日(木)早朝から夜までの行動を書いてももはや個人的には意味を感じず。それでも記録すべき感想は多い。ちあきなおみの「黄昏のビギン」などを聴きながらの備忘録。事務所はもはや立錐の余地もないほどボランティアの方々でいっぱい。もっとも狭い空間ゆえの困難。「昨日の世界」で行動を共にした「同志」たち。民団青年会のエネルギッシュな若者たち。こちらまで励まされる爽やかさ。都はるみさん関係の支援者たち。こうした感激の日々はパフォーマンスの「寄らば大樹」への強い違和感を吹き飛ばしてくれるからうれしい。「王様は裸だ」と言い続ける田中康夫と新党日本にしかできないことがある。長田弘さんの詩を読む。「大丈夫、とスピノザは言う。/失うものは何もない。/守るものなどはじめから何もない」(『世界はうつくしいと』、みすず書房)。マスコミで働く知人たち6人が激励に来てくれた。事務所の近くの「鏑屋」で盛り上がる。

コメント

一昨年の参議院選挙のときの事務所より更に狭いのですから(笑)、困難の度合いも高くなってはいますね。

「肩を寄せ合って」作業したのが一昨年でしたが、今年はもしかしたら「おしくらまんじゅう」でしょうか…

「屋外班」と「屋内班」を分け、両者が時々交替すると良いかもしれませんね。

ようやく田中康夫さんが事務所開きを行ない、新党日本の比例候補者の一部が公表されました。

明日更なる発表がありそうなので、楽しみにしています。

13日に、お顔を拝見しました。
8月中旬は、区の児童扶養手続きで区役所に足を運ぶのが恒例です。
一部の説によると、政権交代によって現行の福祉政策が悪くなる可能性も実しやかに囁かれており、政治には<お試し>がないことが、怖くもあります。
 長年、板橋に住み続けた者としては、兼ねてから交通網の不備や繰り返される年度末の工事には、疑問を持っています。
政権交代に希望を抱いて投票するか、とりあえずの現状維持に満足すべきなのか、深く悩む毎日です。

盆返上の活動、お疲れさまです。
政権与党は、完全に守勢に廻ったようですね。
ただし、油断は禁物だと思います。
田舎の選挙でよくあるパターンだと、「有田さんは大丈夫だから、他党の候補に…」という口コミです。
選挙が告知される前から、既に民主党が政権を取ったかの如く、面白おかしく報道するマスコミには辟易しています。
4年前、マスコミがどんな報道をしたのか!?、それを鵜呑みにして踊らされた人々も含め、病巣は重いですね。

 いずれにしても熱暑のなかの汗だく選挙になりそうである。
 板橋の路地裏をぐるぐる周りながら一戸一戸ビラを入れる。その後大山商店街で2カ所、有田さんの辻立ちをサポートして、通る人にビラを手渡す。「新党日本の有田芳生は、この板橋から民主党推薦の候補者として立候補する予定です」ということを周知しながら、ビラを手渡す。
 特徴的な事は、ビラを渡すとしばらく考える様子で問いを返してくる人に何人も出会ったことだ。
「有田さんは知ってますが、あの有田さんがこのビラの有田さんですか。板橋から出るんですか」「民主党が有田さんを推薦しているんですか?」
「貼ってあったポスターに田中康夫さんと並んでましたが、ここから二人でるんですか? 違いますよね。安心しました」
「有田さんがいま演説で言ってる定額給付金の使い道は私もほんとにそう思います。使い道はもっと違うところに一杯あります。たとえば…」
 しばしばビラをまく手を休めて話し込まなければならなかった。
 この風景は、有権者が候補者をよく確かめようということを表している。おそらく今度こそ変なものをつかまされては困るという経験から来るものではないか。これは決意を秘めた静かな熱さである。
 前回のコイズミ選挙では、れっきとした知識人までもが「郵政民営化とは何か」はよくわからないまま、「古い自民党、コイズミ改革の抵抗勢力をぶっつぶす」という、あたかも幕末の志士のような役割にイカれてしまった。その時の民意も民意ではあったが、同じ民意であっても、今回の民意はそれとあきらかに違う。コイズミ選挙後の4代自公政権のもとで身辺に起きたことをたっぷりと経験させてもらった上でのそれへの判断としての民意が今回形成された民意である。弱者を水に突き落とすような改革は要らない。これが今回の民意である。
 タイトな他党支持者を除き、そう言い切ってしまえば、アリタ支持に吹く逆風は無い。有田さんが民主党支援の政権交代の候補者であることを支持してもらう上で、障害になることは何もない。しっかりと伝えるべきことは、あのアリタさんが、民主党がこの板橋で推薦する政権交代の候補者であること、生(なま)有田が板橋で立候補しているという事である。 
 30日までの活動の量が決定的である。心ある人は、1時間でも2時間でもあの狭い有田事務所にかけつけてもらいたい。有田芳生が一人でも多くの区民に語りかけ、触れ、握手する、そのことをサポートしてもらいたい。その活動の量こそいまもっとも必要なことである。
 「板橋の力で政権交代を!」

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