在特会会長らを逮捕 対立団体と互いに暴行の疑い
朝日新聞デジタル 6月17日(月)0時47分配信
反韓デモの参加者と、それに反対するグループが互いに暴行をふるったとして、警視庁は16日、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)会長の自営業桜井誠(本名・高田誠)容疑者(41)ら同会の関係者4人と、対立する「レイシストをしばき隊」のメンバー4人の計8人を暴行の疑いで現行犯逮捕し、発表した。
新宿署によると、16日午後2時ごろ、桜井容疑者らがデモのため東京都新宿区の新宿駅東口に着くと、待ち構えていたしばき隊が取り囲み、もみあいになった。桜井容疑者が、しばき隊の清義明容疑者(46)につばを吐き、清容疑者も桜井容疑者の眼鏡を手で払いのけた疑いがある。その後も同区でのデモが終わった午後4時45分ごろまでに、6人が互いに顔を殴るなどの暴行を加えたという。
桜井容疑者は「つばをかけるつもりはなかった」と供述。他の7人も「やっていない」「正当防衛だ」などと否認、または黙秘しているという。
在特会は「韓国人は帰れ」などのヘイトスピーチ(憎悪表現)を繰り返すデモで知られ、この日は約200人が参加。一方のしばき隊も、在特会に対抗するため約350人が集まっていた。
朝日新聞社
最終更新:6月17日(月)1時27分
Yahoo!ニュース関連記事
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます
朝日新聞デジタル の最新記事
- (ニュースがわからん!)五輪候補のスカッシュ、どんな競技なの? 有料 写真 7時30分
- (プロメテウスの罠)釣ったら放せ:4 イチゴ狩りとは違う 有料 写真 7時30分
- (文化の扉)はじめての太宰治 ダメ男小説、ユーモア込めて 有料 写真 7時30分