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「江戸しぐさ」



岡部 志保(TOSS福岡教育研究会)

「江戸しぐさ」について知り、自分の生活に生かせるものはないかを考える授業です。

○サイトが必要な方はメールにてご連絡下さい。

 「指切りげんまん、うそついたら、針千本飲ーます。」(歌う。)やったことがある人?

 ○ 指切りげんまんをしているサイト

 やったこと、あるよねー。約束を守るためのルールですね。

 ハー。(こぶしに息を吹きかけるしぐさ)相手を殴る前、こぶしに息を吹きかける。殴る前に一呼吸おくと、相手も構えることができます。

 ○ こぶしに息を吹きかけているしぐさをサイトで提示

 狭い通路。向かい側から人が歩いて来ています。二人同時に通り抜けるために、どうしたらよいでしょう。実際にやってもらいましょう。

 ○ 狭い通路を作り、指名してやってもらう。

 こんな歩き方をしたことがある人?お互い、通りやすいように体を横に向けますよね。

 これらのしぐさを「江戸しぐさ」と言います。言ってみましょう。はい。お互いに気持ちよく過ごすためのルールやマナーです。

 何気なくやっているこのしぐさ。実は、江戸時代から行われているんです。200年前の江戸。当時、世界一の大都市になりました。

 江戸の町では、教室1個分の広さで、60人もの人が生活していました。

 狭い場所でたくさんの人が生活する。いろんなトラブルが考えられます。どんなトラブルが考えられますか。ノートに書いてみましょう。

 ○ 指名して、発表させる。

 江戸には、このような争いごとやもめごとを少なくするためにルールやマナーがあったのです。

 現代ではどうでしょう。「江戸しぐさ」なくなったか。残っているか。

 ○ 挙手で確認する。

 電車やバスの中で新しい客が乗ってきました。一人分の席を作るために、少し横につめる。やったことがある人?

 このしぐさ、「江戸しぐさ」の一つです。「こぶし腰うかせ」

 ○ 復唱させる。

 雨の日、しずくがかからないように、お互いの傘をそっと外側に傾ける。「傘かしげ」

 ○ 復唱させる。

 「江戸しぐさ」私たちのまわりにも残っています。他にも私たちにできること、ありませんか?現代版、「平成しぐさ」を作ってみましょう。

 例えば、トイレで。電車やバスの中で。エスカレーターで。

 ○ 「トイレ」「電車の中」「エスカレーター」のサイト

 どうすれば気持ちよく過ごすことができるかな。ノートに書きます。出来た人は、名前も付けてみましょう。

 ○ 指名して、発表させる。

 みんなの町にも、気持ちよく過ごせるための「平成しぐさ」が溢れるといいですね。

  《参考文献》 ・身につけよう!江戸しぐさ(KKロングセラーズ)

          ・商人道「江戸しぐさ」の知恵袋(講談社)

          ・江戸しぐさ講浦島太郎からのおくりもの(江戸の良さをみなおす会 新風舎)

     

          著者名:タイトル,インターネットランドa宦宦宦宦@http://www.tos-land.net/


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