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経済
大阪市の日生球場跡地、東急不動産が商業施設に
2013.2.28 23:29
[建築・住宅]
日本生命保険と東急不動産は28日、日本生命球場跡地(大阪市中央区)で商業施設を開発することで合意したと発表した。東急不動産は球場の歴史を残すデザインや名称を検討中で、平成27年の開業を目指す。
日生球場は昭和25年にオープン。都市対抗野球会場として使用されたほか、プロ野球、近鉄バファローズ(現オリックス・バファローズ)が準本拠地として利用。その後、大阪ドーム(現京セラドーム大阪)の完成後、平成9年12月に閉鎖され、現在はモデルルーム用地や駐車場として利用されている。
今回、日本生命と東急不動産は商業施設開発のため土地(約3万3千平方メートル)の賃貸契約を締結。期間や額は非公表としている。東急不動産は、施設の外観などに球場のイメージを取り入れることを提案。市民ランナーに人気の大阪城公園隣という立地も生かし、スポーツクラブを核テナントとして、健康的なライフスタイルを提案するショッピングモール型の複合商業施設を建設する。
日本生命は「半世紀近く球場として親しまれた場所なので、商業施設として活用して大阪の地域活性化に役立ちたい」としている。
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