男子プロゴルファーで、1995年「日本プロ選手権」(青森・夏泊ゴルフリンクス)などツアー通算3勝を挙げた佐々木久行(ささき・ひさゆき)氏=が、タイ・バンコク市内で死去したことが4日分かった。48歳だった。日本ゴルフツアー機構(JGTO)によると、死因は心不全。葬儀・告別式などは未定。
関係者によると、昨年末からゴルフをするためバンコクに滞在。3日朝になってホテルの部屋から出てこなかったため、同行の友人らが確認したところ、ベッドで倒れていた。病院に搬送されたが、死亡が確認された。
東京都出身。福生高を出て、86年プロに転向。1メートル85、84キロの大型選手で、93年には長男を心臓疾患で失うなど、数々の試練を乗り越え94年の「日本シリーズ」でツアー初優勝を挙げた。